第一三共「ダトロウェイ」併用療法開発で米サミットと提携/JCRファーマ「イズカーゴ」欧米販売でライセンス契約 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年10月2日)
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AnswersNews編集部

第一三共「ダトロウェイ」併用療法開発で米サミットと提携
第一三共は10月2日、抗TROP2抗体薬物複合体(ADC)「ダトロウェイ」(一般名・ダトポタマブ デルクステカン)について、抗PD-1/VEGF二重特異性抗体ivonescimab(一般名)との併用療法の開発で米サミット・セラピューティクスと提携すると発表した。肺がんや乳がんを含む複数のがん種で臨床試験を行う考えで、まずはトリプルネガティブ乳がんの1次治療を対象とした臨床第3相(P3)試験を始める。ivonescimabは中国のアケソが創製し、2024年に非小細胞肺がんを対象に同国で承認を取得。米国、欧州、日本などの開発・商業化ではサミットと提携しており、今年1月には米国でも申請が受理された。現在、非小細胞肺がんなど複数の固形がんを対象にグローバル臨床試験が行われている。
JCRファーマ「イズカーゴ」欧米販売でライセンス契約
JCRファーマは10月2日、ハンター症候群治療薬「イズカーゴ」(パビナフスプ アルファ)について、イタリアのItalfarmacoと米国、欧州、中南米での開発・商業化に関するライセンス契約を結んだと発表した。承認取得後、Italfarmacoが契約地域での販売と流通を担当。JCRは製造を担う。同薬は2021年に日本で発売。現在、グローバルP3試験を行っており、米国、EU(欧州連合)、英国、ブラジルでの承認取得を目指している。JCRはItalfarmacoから契約一時金を受け取るほか、マイルストンとロイヤリティ、製品供給の対価を受領する権利を持つ。両社は希少疾患の分野で戦略的提携を結んでおり、Italfarmacoのデュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬givinostat(一般名)の日本での商業化に関するライセンス契約を2025年12月に結んでいる。
大鵬薬品 ジパレルチニブ、併用療法の米国申請を開始
大塚ホールディングス(HD)は10月2日、子会社・大鵬薬品工業がEGFR阻害薬ジパレルチニブ(一般名)と化学療法の併用療法の申請を米国で開始したと発表した。適応は「EGFRエクソン20挿入変異を伴う未治療の局所進行または転移性非小細胞肺がん」。申請は米FDA(食品医薬品局)のリアルタイム・オンコロジー・レビュー・プログラムの下で行っており、年末までに完了する予定。申請は、化学療法単独との比較で有効性と安全性を評価したP3試験のに基づく。同試験の中間解析では、主要評価項目の無増悪生存期間の中央値を6カ月延長した。ジパレルチニブは2次治療を対象とした単剤療法についても米国で申請しており、審査終了目標日は2027年2月27日に設定されている。大塚HDは同薬を将来の成長を牽引する製品群の1つに位置付けている。
参天、眼科向け医療機器子会社を米社に譲渡
参天製薬は10月2日、眼科向け医療機器の開発・製造・販売を行う米国子会社アドバンスド・ビジョン・サイエンス(AVS)の全株式を米スパイグラス・ファーマに譲渡したと発表した。AVSは眼内レンズやレンズ材料などを扱っている。参天は譲渡後も日本で眼内レンズ事業を続け、AVSは引き続き複数の眼内レンズ製品を参天に供給する。参天は譲渡について「事業ポートフォリオの最適化の一環」としている。
丸石製薬とムネ製薬が資本業務提携
丸石製薬とムネ製薬は10月2日、資本業務提携したと発表した。ムネ製薬が行う第三者割当増資を丸石製薬が引き受けた。両社は1987年から「グリセリン浣腸『ムネ』」の製造販売を通じて提携関係にある。「昨今の厳しい事業環境に対応すべく、両社の協力関係を強化する」としている。
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