インスメッド「ブリヌスプリ」発売/サノフィ、サークリサ皮下注のOBI「サークリック」承認 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年10月19日)
更新日
AnswersNews編集部

インスメッド、NCFB薬「ブリヌスプリ」を発売…ピーク時売上高490億円予想
インスメッドは10月19日、非嚢胞性線維症性気管支拡張症(NCFB)治療薬「ブリヌスプリ錠」(一般名・ブレンソカチブ水和物)を発売したと発表した。ジペプチジルペプチダーゼ1(DPP1)を可逆的に阻害する経口低分子薬で、12歳以上の小児・成人に対し、1日1回経口投与する。NCFBに対する国内初の治療薬として8月に承認された。薬価は25mg1錠2万4695.70円。ピーク時に490億円の販売を見込む。
サノフィ、サークリサ皮下注のOBIデバイス「サークリック」が承認
サノフィは10月19日、多発性骨髄腫治療薬「サークリサ皮下注」(イサツキシマブ)のオンボディ・インジェクター(OBI)「サークリック」が承認されたと発表した。サークリックは米イネーブル・インジェクションズの技術を用いて開発したデバイスで、身体に取り付けてボタンを押すだけでサークリサを皮下投与できる。サークリックは米国や欧州、英国などでも承認されている。
東邦HD、リモートディテーリング子会社に不正アクセス…一部情報が漏洩
東邦ホールディングス(HD)は10月19日、リモートディテーリング事業を手掛ける子会社・エンタッチが管理するデータベースが不正アクセスを受け、保有する情報の一部が外部に漏洩したことが判明したと発表した。漏洩した情報は、サービスを利用した医療従事者の氏名、所属医療機関、所在地都道府県のほか、ユーザーであるeMRなどの氏名やメールアドレスなど。情報提供に使用するコンテンツそのものや録画・音声データなどは含まれない。エンタッチは、発覚後直ちに応急・防御措置を実施。現在、外部の調査会社と連携して原因究明や影響範囲の特定を進めている。なお、グループ内のほかのシステムとは完全に遮断されているという。
アルフレッサHD、渡邉新元会長が死去
アルフレッサホールディングス(HD)は10月17日、元代表取締役会長の渡邉新氏が9月27日に死去したと発表した。85歳だった。通夜と葬儀は近親者で執り行われ、遺族の意向により追悼会は実施しない。渡邉氏は武田薬品工業を経て1998年に福神(現アルフレッサ)に入社し、企画部長などを経て06年にアルフレッサHDの社長に就任。09年に代表取締役会長の職に就き、12年まで同職を務めた。
AGCバイオロジクス、ベルギー企業の糖尿病性足潰瘍薬候補のプロセス開発・製造を受託
AGCバイオロジクスは10月19日、ベルギーのフレン・ヘルスから、糖尿病性足潰瘍向け酵素治療薬候補に使用する組換え酵素のプロセス開発とGMP製造を受託したと発表した。ドイツのハイデルベルク拠点で、ラクトペルオキシダーゼとグルコースオキシダーゼのプロセス開発・製造を担い、フレンの次世代酵素治療薬候補の米国でのIND申請と臨床第2相(P2)試験を支援する。両社は25年7月から、ラクトペルオキシダーゼおよびグルコースオキシダーゼの製造工程に関する技術移管、培養・精製プロセスの開発、分析法の導入を進めていた。
大和ハウス工業、神戸医療産業都市にレンタルラボが完成
大和ハウス工業は10月19日、神戸医療産業都市(神戸市中央区)で開発を進めてきたレンタルラボ「DP-Lab KOBE」が完成したと発表した。ウェットラボを備え、小規模なスタートアップから大企業まで利用できる施設で、交流スペースやコワーキングスペースにより幅広い交流が可能。イニシャルコストが抑えられるレンタルラボの需要拡大に合わせ、大和ハウスはこれまでに神奈川県川崎市や相模原市、福岡県福岡市などでレンタルラボ施設を開設している。
EPファーマラインなど 資材作成・審査を支援するAIプラットフォームを検証
EPファーマラインは10月19日、富士フイルムシステムサービスと、医療用医薬品関連文書の作成・審査業務を支援するAIプラットフォームを共同検証すると発表した。AIプラットフォームは、EPファーマラインの医薬・医学領域の知見と富士フイルムシステムサービスAI技術を組み合わせ、インタビューフォームなどの資材作成支援や、医薬品適正使用に向けた講演会の発表資料の審査などを可能にするもの。検証は7月に開始しており、今後、実務での作業時間への影響や作業品質の均一化に対する有効性、業務支援の実用性についてさらなる評価を進める。
あわせて読みたい
オススメの記事
-
三和化学の熊本工場、19日に生産再開…7月の地震で被災/「MR君」に不正アクセス、医師や製薬企業担当者の情報漏洩 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年10月16日)
-
【2026年版】製薬会社年収ランキング 2022万円のサンバイオが1位…新薬大手トップは1350万円の中外製薬
-
【2026年版】国内製薬会社ランキング―売り上げトップ武田は4.5兆円…2位は大塚HD、アステラスと第一三共は初の2兆円突破
-
【2026年版】製薬会社世界ランキング―ロシュが3年連続首位、GLP-1製剤拡大でリリーが2位に浮上
-
MR、選択肢豊富な状況続く…製造やメディカルなども堅調|製薬業界 今月の転職求人動向レポート(2026年10月)



