
完成報告会に出席した(左から)正門良規さん、向井理さん、要潤さん、豊原功補さん
向井理さんが主演を務める「連続ドラマW MR -医薬情報担当者-」(全5話、第1話無料)が10月4日からWOWOWで放送・配信されます。原作は久坂部羊氏の小説『MR』(幻冬舎文庫)。MRを主人公に、製薬業界や医療現場で命に向き合う人々が抱く葛藤を描いた医療ビジネスサスペンスです。
9月29日には都内で完成報告会が開かれ、向井さんら4人のキャストが撮影の裏側や作品の見どころを語りました。
患者ファーストを貫く主人公のMR・紀尾中正樹を演じた向井さんは、オファーを受けたときの気持ちについて「医薬品業界を描くということで、すごくセリフが難しいだろうと思っていました。聞きなじみのない職業だと思いますが、たまたま大学の同期にMRが多く、僕にとっては身近な職業。こういう職業があるということをお知らせできるチャンスになるのかもという思いで(オファーを受けました)」。
MRのイメージについては「友達のMRが新入社員だったころの話を聞くと、『とにかく寝る時間がない』『毎日勉強する』と言っていました。薬のことだったり、試験もあるので、すごく疲れているのは見ていました」と話しました。

主人公のMR・紀尾中正樹を演じた向井理さん
紀尾中のライバル会社のMR・鮫島淳を演じた要潤さんは役作りについて「MRという職業の専門性が、僕にとってはなかなか関わりのない世界でしたので、台本を読むだけで頭がパンパン。『私はこれを言えるのか』という不安を抱えながら現場に行きました。出てくる言葉すべてが聞きなじみのない言葉ばかりだったので。カタカナの薬の名前をちゃんと言えているのかというのを、セリフを言っているんですけど違うところで客観的に自分を確認しながらやるということで精一杯でした。キャラクターは(主人公と)対立する役でしたし、MRとしても経歴の長いキャラクターでしたので、スムーズにセリフを言えるように意識しました」と振り返りました。
セリフについて向井さんは「僕は台本を読むとき、人のセリフで自分の役を考えます。紀尾中は『完璧なMR』と周囲に言われるような人物なので、周りにそう思わせる何かがある人じゃないといけない。だからテンポやリズムにはすごく気をつけました。専門用語を覚えるにはとにかく練習、読み込むしかないので、200回くらいは台本を読みました」と語りました。
視聴者へのメッセージを求められた向井さんは「MRという職業、あまりなじみがないかもしれませんが、薬と医師をつないで患者さんに届けるとても大事な仕事だと思っています。ある意味、医師よりも薬に詳しくないといけないですし、薬の知識を提供することで患者さんを間接的に救っていくという大事な仕事です。病院に行ったときにスーツを着ている人が端にいたらそれがMRだと思うので、こういう業界もあるんだなということを頭の片隅に入れていただけたら幸いです」。要さんも「医療ドラマとしては新しい切り口で、MRという職業を知っていただくいい機会になるドラマだと思います。ぜひご覧いただけたらと思います」と話しました。

ライバル会社のMR・鮫島淳を演じた要潤さん
紀尾中の部下の新人MR・市橋和巳を演じた正門良規さんは「『エレベーターに乗ってはいけない』『廊下の端を歩く』『駐車場は一番遠くに』とか、きつい扱いをされますが、きっとMRの視点から見た新しい医療ドラマがあると思います。新感覚の作品になっていると思うので、皆さんぜひ楽しみにしていてください」とコメント。紀尾中が勤める製薬会社の営業本部長・五十川和彦役の豊原功補さんは「医薬と患者とビジネスが非常に深いところで絡み合うスリリングなサスペンスとなっています。皆さんぜひ楽しんでいただけますよう、よろしくお願いします」と話しました。
■「連続ドラマW MR -医薬情報担当者- 」
WOWOWで10月4日(日)午後10時から放送・配信(全5話、第1話無料放送・配信)
https://www.wowow.co.jp/drama/original/mr/
■ストーリー
準大手製薬会社「天保薬品」の東京支店第三営業所所長でありMRである紀尾中正樹(向井理)は、自社の画期的な二型糖尿病の新薬「パンセル」が「診療ガイドライン」の第一選択(A判定)に決定されることを目標に奔走していた。これに薬が採択されるということは、年間売上が1000億円を超えるメガヒット商品化が確実視されるということ。ところが、外資のライバル社「タウロス」のMR・鮫島淳(要潤)からの苛烈な妨害工作によって、評価の高かった「パンセル」は一転、セミナーでのコンプライアンス違反に問われてしまう。さらに、紀尾中自身が患者に薦めた天保薬品のがん治療薬「ノベルマ」が副作用で死者を出していることが分かり、天保薬品は薬害訴訟の危機を迎え、社内の分断も生まれていく…。薬は誰のためにどうあるべきなのか。患者を治す尊い使命を持ちながらも、利益を巡って揺れるMRやその関係者たちの戦いが始まる。
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