田辺ファーマ、デルシメラゴンをレオファーマに譲渡/中外、抗デングウイルス抗体をGSKに導出 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年8月18日)
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AnswersNews編集部

田辺ファーマ、デルシメラゴンをレオファーマに譲渡…一時金など最大695億円
田辺ファーマは8月18日、自社創製の選択的メラノコルチン1受容体作動薬「MT-7117」(開発コード、一般名・デルシメラゴン)について、グローバル開発・販売権を含むすべての権利をデンマークのレオファーマに譲渡すると発表した。田辺は一時金と直近のマイルストンとして最大4億3500万ドル(約695億円)を受け取るほか、その後のマイルストン達成時の追加支払いや販売額に応じたロイヤリティを受領。同社は「これらの資金を日本市場への再投資に充てることで、導入や研究開発を通じたパイプラインの拡充を進め、日本事業基盤のさらなる強化を図る」としている。デルシメラゴンは、光線過敏症の既往を有する赤芽球性プロトポルフィリン症とX連鎖性プロトポルフィリン症を対象にグローバルで開発が進められており、6月に米国で申請した。田辺は引き続き米国での承認取得に向けた取り組みを進め、進行中の臨床試験は適切な段階でレオファーマに移管する。
中外製薬、抗デングウイルス抗体をGSKに導出
中外製薬は8月18日、英グラクソ・スミスクラインと、抗デングウイルス抗体「AID351」に関するライセンス契約を結んだと発表した。中外はGSKに全世界での開発、製造、商業化の独占的ライセンスを供与。今後、GSKが臨床開発や製造を主導する。中外は売り上げに応じたロイヤリティや、GSKが第三者にサブライセンスした際に得る収入の一定割合を受け取る。AID351は、シンガポール科学技術研究庁の関連機関であるシンガポール免疫学ネットワークと中外のシンガポールの研究拠点「中外ファーマボディ・リサーチ」が連携して研究開発を行ってきた。中外とGSKは2025年1月、AID351の臨床試験開始に向けた活動などでコラボレーション契約を結んでおり、今回のライセンス契約はこれに基づくもの。
国内医薬品市場、4~6月は3.7%増
IQVIAは8月18日、2026年4~6月の国内医療用医薬品市場が前年同期比3.7%増の2兆9868億円だったと発表した。抗がん剤や糖尿病治療薬などが伸びた。製品別ではMSDのがん免疫療法薬「キイトルーダ」が586億円でトップ。2位は日本イーライリリーと田辺ファーマの糖尿病治療薬「マンジャロ」で、四半期ベースで初めて500億円を突破した。
関連記事:国内医薬品市場、26年4~6月は前年同期比3.7%増…マンジャロ、四半期売り上げ500億円突破
扶桑薬品、本社事務所を移転
扶桑薬品工業は8月18日、大阪市城東区の本社事務所などで担っている本社機能を、登記の本店所在地である大阪市中央区の扶桑道修町ビルに移転すると発表した。移転は9月28日の予定。移転先の扶桑道修町ビルはリノベーションし、部門横断的なコミュニケーションの活性化とワークエンゲージメントの向上を図る。
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