ケレンディア、非糖尿病性CKDへの適応拡大を申請/米政府、塩野義のセフィデロコル調達 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年8月28日)
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AnswersNews編集部

(写真:ロイター)
バイエル「ケレンディア」、非糖尿病性CKDへの適応拡大を申請
バイエル薬品は8月28日、非ステロイド型選択的ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬「ケレンディア」(一般名・フィネレノン)について、非糖尿病性慢性腎臓病(CKD)領域の適応追加を申請したと発表した。従来、CKD領域での使用は2型糖尿病を合併する患者に限られていた。非糖尿病性CKD患者約1500人以上を対象とした国際共同臨床第3相(P3)試験では、標準治療に上乗せした場合、腎機能の低下を有意に遅らせるとともに、心腎複合エンドポイントの発現リスクを有意に低下させることが確認された。
米政府、塩野義のセフィデロコルを調達
塩野義製薬は8月28日、今年4月に米国政府と結んだ抗菌薬セフィデロコル(米国製品名・Fetroja)に関する契約について、米政府が調達オプションを行使したと発表した。オプション行使により、塩野義は3690万米ドル(約59億円)を受領する。契約は、米国保健福祉省・生物医学先端研究開発局(BARDA)のProject BioShieldを通じたもので、塩野義は米政府から同薬を米国で製造・開発するために総額最大4億8200万ドルの助成を受ける可能性がある。契約には、同薬に関する米国内での医薬品製造拠点の設立、生物学的脅威となる優先度の高い病原体による感染症に対する開発、小児患者に対する院内肺炎・人工呼吸器関連肺炎への適応拡大などのオプションも含まれている。
第一三共、抗CD25 ADC「DS1025」のP1開始
第一三共は8月28日、抗CD25抗体薬物複合体(ADC)「DS1025」について、進行性または転移性の固形がん患者を対象としたP1試験を開始したと発表した。CD25はTreg細胞に高発現する細胞表面タンパク質。試験は、1つ以上の標準治療を受け、治療中または治療後に病勢進行が認められた患者を対象に実施。日本を含むアジアと欧州で、最大45名の患者を登録し、同薬の安全性と忍容性、予備的有効性を評価する。
三和化学研究所、熊本工場の操業再開は10月下旬
スズケンは8月28日、令和8年熊本地震で被災し操業を停止している三和化学研究所熊本工場(熊本県宇土市)について、10月下旬頃に復旧・操業再開する予定だと発表した。製品の在庫は確保されており、直ちに供給不安に繋がることはないとしている。同工場は、地震により給水系ユーティリティ設備を中心に損壊が発生し、復旧対応・詳細化を行っていた。
メディパル、医薬品発注システムに在庫を直接確認できる機能を追加
メディパルホールディングス(HD)は8月28日、医薬品卸子会社で提供する医薬品Web発注システム「Order-epi」について、医療機関や調剤薬局が在庫状況を直接確認できる機能を追加したと発表した。発注画面上で管轄の物流センターの在庫状況をリアルタイムで確認でき、スムーズな代替品の選択も可能となった。今後は、出庫データを用いた需要予測や自動発注システムの追加を予定している。
大塚HD、双日と再エネ開発を行う特別目的会社を設立
大塚HDは8月28日、双日との共同出資で再生可能エネルギー開発を行う特別目的会社を設立し、バーチャルPPAを締結したと発表した。バーチャルPPAは、再エネ由来電力とその環境価値を切り分け、環境価値を調達することで温室効果ガス排出削減に貢献する仕組み。特別目的会社で未利用地などを活用した小規模太陽光発電設備を多数新設し、年間約51GWhの電力・環境価値を創出する。特別目的会社が発電した電力は日本卸電力取引所に売電される。大塚は、事業活動におけるすべての環境負荷をゼロにするという2050年環境ビジョン「ネットゼロ」を掲げている。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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