日本新薬、tadekinig alfaの米国権利獲得/熊本地震、三和化学研究所が工場の操業停止 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年7月30日)
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AnswersNews編集部

日本新薬、IL-18結合タンパク製剤tadekinig alfaの米国権利獲得
日本新薬は7月30日、AB2 BIO(スイス)がNLRC4異常症とXIAP欠損症を対象に欧米で開発しているIL-18結合タンパク質製剤tadekinig alfaについて、米国での独占的な商業化権を取得するオプション権を行使したと発表した。2025年1月に結んだオプション契約に基づく。同薬は、過剰に産生されたIL-18に結合し、免疫・炎症反応を抑制するもの。米国でブレイクスルーセラピー指定を受けている。AB2が米国で承認を取得した後は、日本新薬の米子会社NS Pharmaが販売する。
スズケン、熊本地震の影響で三和化学研究所の熊本工場の操業を停止
スズケンは7月30日、28日に発生した熊本地震による被害について、「子会社の三和化学研究所の熊本工場(熊本県宇土市)で建物・製造設備の一部に損壊が確認され、操業を停止している」と発表した。「製品の在庫は確保されており、直ちに供給不安になる状況は回避できると考えるが、再開時期については調査・対応を進めている」としている。その他の子会社に重大な被害は確認されておらず、従業員については全員の無事を確認している。
ファイザーの血友病薬「ヒムペブジ」、6~12歳未満の小児適応追加を申請
ファイザーは7月30日、血友病治療薬「ヒムペブジ皮下注ペン」(一般名・マルスタシマブ)について、「6歳以上12歳未満の小児先天性血友病患者における出血傾向の抑制」への適応拡大を申請したと発表した。小児の血友病Aまたは血友病B患者を対象とした臨床第3相(P3)試験の中間解析結果などで、インヒビターの有無にかかわらず良好な出血傾向の抑制効果を示した。同薬は抗TFPI抗体で、日本では25年に12歳以上のインヒビター非保有の患者を対象に発売。インヒビター保有患者への適応拡大を申請している。
アルフレッサ、医薬品コールドチェーンの品質向上へ米エンバーと資本提携
アルフレッサホールディングスは7月30日、子会社のアルフレッサが米エンバー・ライフサイエンシズと資本業務提携を結んだと発表した。エンバーは、米国で2~8℃の温度維持やトレーサビリティを実現する「Ember Cube」などの医薬品輸送ソリューションを提供する企業。提携を通じて医薬品コールドチェーンの品質向上を目指す。アルフレッサは出資により同社の技術開発・事業展開を資金面で支援するとともに、Ember Cubeなど同社ソリューションに関する日本での独占的な販売権を取得。日本市場への展開に向けて営業活動や物流会社との関係構築を進める。アルフレッサのスペシャリティ医薬品の患者宅特殊配送サービスへの活用も検討する。



