
国内製薬各社の2027年3月期第1四半期、26年12月期第2四半期の決算発表から、主な新薬開発パイプラインの動きをピックアップ。随時更新。
INDEX
中外製薬(26年12月期2Q、7月24日発表)
承認
【日本】アレセンサ(一般名・アレクチニブ塩酸塩)|ALK融合遺伝子陽性の固形がん(適応拡大)
自社創製のALK阻害薬。成人と小児を対象としたがん種横断の適応追加が5月に承認。
【日本】アバスチン(ベバシズマブ)|神経線維腫症2型(適応拡大)
抗VEGF抗体。神経線維腫症2型への適応拡大が6月に承認。同疾患に対する治療薬の承認は世界初。
申請
【日本】ギレデストラント酒石酸塩|乳がん
ロシュから導入した選択的エストロゲン受容体分解薬。ホルモン受容体陽性かつHER2陰性乳がんの術後療法と、ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能または再発乳がんを対象に5月に申請。
【日本】スパルセンタン|IgA腎症
昨年12月のレナリスファーマ買収で獲得したエンドセリン/アンジオテンシンII受容体二重拮抗薬。6月に申請。
【日本】ラニビズマブ|加齢黄斑変性・糖尿病黄斑浮腫
ロシュから導入した眼内埋め込み型インプラントを使って投与するVEGF阻害薬。3月に眼内インプラントを申請したのに続き、6月に専用の薬剤を申請。薬剤を持続的に放出するよう設計されており、承認されれば24週間に1回の薬剤補充で治療が可能になる。
【日本】ガザイバ(オビヌツズマブ)|特発性ネフローゼ症候群(適応拡大)
ロシュから導入し、日本新薬と共同開発する抗CD20抗体。5月に適応拡大を申請。
【日本】テセントリク(アテゾリズマブ)|食道がん維持療法(適応拡大)
抗PD-L1抗体。局所進行の食道がんに対する根治的化学放射線療法後の維持療法の適応追加を6月に申請。
【米国】エンスプリング(サトラリズマブ)|甲状腺眼症(適応拡大)
自社創製のpH依存的結合性抗IL-6レセプター抗体。米国で6月に適応拡大を申請。
P3開始
【グローバル】NXT007/RG6512(zemocimig)|血友病A
「ヘムライブラ」の後継品として開発を進める自社創製の抗血液凝固第IXa/X因子二重特異性抗体。4月にヘムライブラと比較するP3試験を、5月に血液凝固第VIII因子製剤と比較するP3試験を開始。
【日本】RG6640(enicepatide)|肥満症
ロシュから導入した持続性GLP-1/GIP受容体作動薬。日本でも2型糖尿病を合併した肥満症を対象としたP3試験を5月に開始。
開発中止
【日本】ギレデストラント酒石酸塩|乳がん1次治療(P3)
ホルモン受容体陽性乳がんに対する1次治療としてパルボシクリブとの併用療法を評価するP3試験を行っていたが、主要評価項目を達成できず開発を中止。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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