
国内製薬企業の2026年12月期第2四半期決算のハイライトを、コンパクトなビジュアルを交えてまとめます。随時更新(公開日:7月27日、最終更新:8月4日)。
協和キリン(8月3日発表)

▽売上収益 2636億2900万円(前年同期比14.3%増)
▽コア営業利益 661億4900万円(79.6%増)
▽税引前中間利益 374億6500万円(70.5%増)
▽中間利益 306億1800万円(87.6%増)
主力の抗FGF23抗体「クリースビータ」の売上収益は前年同期比19.0%増の1188億円。抗がん剤「ポテリジオ」(259億円、19.9%増)や異染性白質ジストロフィー治療薬「Libmeldy/Lenmeldy」(49億円、11.4%増)などの主要製品や技術収入も増えた。ロカチンリマブの開発費がなくなったことで研究開発費が減少し、利益は大幅に増加。26年12月期の業績予想は、従来予想(売上収益5200億円、コア営業利益1300億円)を据え置いた。
大塚HD(7月31日発表)

▽売上収益 1兆3323億9000万円(前年同期比12.8%増)
▽営業利益 2785億4400万円(15.0%増)
▽中間利益 2156億1200万円(24.3%増)
抗精神病薬「レキサルティ」(1931億4400万円、24.7%増)、抗がん剤「ロンサーフ」(568億300万円、14.2%増)などが伸長。ロイヤリティ収入の増加や米国での輸液事業の開始などもあり増収増益となった。25年に米国で発売したIgA腎症治療薬「ボイザクト」の売上収益は171億円。26年12月期の連結業績予想は▽売上収益2兆7250億円(従来予想比2050億円増)▽営業利益4690億円(1090億円増)――に上方修正。主力品が好調なことに加え、海外での後発医薬品の参入が想定より遅れたことで従来を上回る。
中外製薬(7月24日発表)

▽売上収益 6633億3100万円(前年同期比14.7%増)
▽営業利益 3196億2300万円(16.9%増)
▽中間利益 2317億4900万円(19.2%増)
国内で加齢黄斑変性などの治療薬「バビースモ」(25.8%増)や視神経脊髄炎スペクトラム障害治療薬「エンスプリング」(17.3%増)、リンパ腫治療薬「ポライビー」(15.9%増)などが売り上げを拡大。血友病治療薬「ヘムライブラ」を中心に海外向けも好調だった。今年2月に発売したデュシェンヌ型筋ジストロフィー向け遺伝子治療薬「エレビジス」は44億円を売り上げた。26年12月期の業績予想は、売上収益1兆3450億円(前期比6.9%増)、コア営業利益6700億円(7.5%増)を据え置いた。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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