1. Answers>
  2. AnswersNews>
  3. きょうのニュース>
  4. 大塚、米トランセンドの買収完了/エーザイ、英国製造拠点に戦略的投資 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年6月15日)
きょうのニュース

大塚、米トランセンドの買収完了/エーザイ、英国製造拠点に戦略的投資 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年6月15日)

更新日

AnswersNews編集部

 

大塚、米トランセンドの買収が完了…P3段階のPTSD治療薬候補を獲得

大塚製薬は6月15日、米トランセンド・セラピューティクスの買収が完了し、完全子会社化したと発表した。取得対価は総額7億米ドル(約1121億円)で、今後、開発品の売上高に応じて最大5億2500万米ドル(約840億円)を追加で支払う可能性がある。トランセンドは精神・神経疾患の迅速作用型治療薬を開発する2021年設立のスタートアップ。大塚は買収を通じて精神・神経領域のポートフォリオを強化する。PTSDなどを対象とする「TSND-201」(開発コード、一般名・メチロン)は現在、臨床第3相(P3)試験が進行中。25年7月に米FDA(食品医薬品局)からブレークスルーセラピー指定を受けている。

 

エーザイ、英国製造拠点に戦略的投資…低温管理製品の包装内製化へ

エーザイは6月15日、英国ハットフィールド工場で、低温管理が必要な製品の供給・包装体制構築の内製化に向け、戦略的投資を行うと発表した。従来の経口固形剤の製造に加え、アルツハイマー病治療薬レカネマブ(国内製品名・レケンビ)を含む注射剤・点滴製剤の包装・供給を担う、グローバル拠点としての機能を強化する。投資は、英国政府のライフサイエンス革新的製造基金(LSIMF)の支援を受けて実施。投資総額は約4800万ポンド(約103億円)を見込み、入出荷機能の拡張、低温・常温対応の倉庫、包装棟、包装ラインを整備する。

 

アッヴィ、米BioLabsと「イノベーション・アワード」実施

アッヴィは6月15日、米BioLabsと共同で行う「アッヴィ・ジャパン・イノベーション・アワード」への募集を開始したと発表した。日本のライフサイエンス分野のイノベーション・エコシステムの発展を支援することを目的とするもので、今年で2回目。対象はアッヴィの重点領域である▽免疫疾患▽がん▽精神・神経疾患▽肥満症▽美容医療――の治療法につながる研究・技術開発を行うスタートアップ企業や学術機関。受賞者には、インキュベーション施設「BioLabs Tokyo」(東京都江東区)を1年間無料で利用できる権利や、アッヴィの研究開発の専門家による1年間のメンタリング支援などが用意される。応募期間は26年6月15日から8月14日で、受賞者の発表は10月を予定している。

 

第一三共「ヴァンフリタ」が中国で承認

第一三共は6月15日、FLT3阻害薬「ヴァンフリタ」(キザルチニブ)について、中国で承認を取得したと発表した。適応は「FLT3-ITD変異を有する急性骨髄性白血病の1次治療」。P3試験の結果をもとに承認された。中国で同社のがん領域の医薬品が承認されるのは3剤目。

 

クリングルと慶応大、脊髄損傷後の回復予測バイオマーカー解析で共同研究契約

クリングルファーマと慶應義塾大は6月15日、脊髄損傷後の自然回復予測と治療効果の評価に用いる急性期タンパク質バイオマーカーに関する共同研究契約を結んだと発表した。これまでに実施した臨床試験で収集した脊髄損傷急性期患者由来の検体を使い、バイオマーカーの解析・評価を行う。クリングルと慶応大は、脊髄損傷を対象に組換えヒトHGFタンパク質製剤「KP-100IT」を共同開発しており、これまでにP1/2試験とP3試験を終了。現在は追加のP3試験の準備を進めている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

あわせて読みたい

メールでニュースを受け取る

  • 新着記事が届く
  • 業界ニュースがコンパクトにわかる

オススメの記事

人気記事

メールでニュースを受け取る

メールでニュースを受け取る

  • 新着記事が届く
  • 業界ニュースがコンパクトにわかる