日本新薬、自社創製の「NS-025」を米社に導出/Axcelead DDP、社員メールに不正アクセス など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年7月22日)
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AnswersNews編集部

日本新薬、自社創製の「NS-025」を米社に導出…シェーグレン病に伴う口腔乾燥症対象に
日本新薬は7月22日、自社創製のムスカリンM3ポジティブアロステリックモジュレーター「NS-025」について、日本国内での一部適応症を除く全世界での開発・製造・販売権を米アクエリス・セラピューティクスに供与するライセンス契約を結んだと発表した。同薬は、日本新薬が泌尿器疾患を対象とした臨床第1相(P1)試験を実施中。アクエリスは今後、シェーグレン病に伴う口腔乾燥症を対象に臨床試験を行う。シェーグレン病は、唾液腺や涙腺に対する自己免疫性炎症が起こる疾患で、口腔内乾燥(ドライマウス)や眼乾燥(ドライアイ)を引き起こす。NS-025は、ムスカリンM3受容体のアロステリック部位に選択的に結合し、アセチルコリンによるシグナル伝達を増強することで唾液分泌を促進すると期待される。
Axcelead DDP、社員メールに不正アクセス…個人データや契約情報など漏洩の可能性
Axcelead Drug Discovery Partners(神奈川県藤沢市)は7月22日、社員1人のメールアカウントが外部から不正アクセスを受け、社内外の個人データと機密情報が漏洩した可能性があると発表した。不正アクセスされたのは、社内350人の氏名と所属組織・役職、同112人のメールアドレス、社外96人の氏名、メールアドレス、所属会社などの個人データと、取引先との契約や業務に関する情報。現在のところ、不正アクセスされた情報が不正に利用されるなどの被害は確認されていないが、同社は不審なメールなどに注意を呼びかけている。
Axcelead DDPによると、4月23日に1人の社員がフィッシングメールにより認証情報を入力したことが判明し、パスワード変更などの初動対応を実施。5月22日に当該メールアカウントへの不正ログインが確認されたため、アカウントを無効化し、不正アクセスを遮断した。
外部専門調査会社による調査の結果、当該アカウント内の約7000通のメールに外部からアクセスした跡が確認された。当該アカウント以外への不正アクセスや社内システムへの影響はない。同社は「メールセキュリティの強化、多要素認証を含む認証管理のさらなる徹底、社員へのセキュリティ教育の強化、監視体制の充実など再発防止策を講じていく」としている。
クオリプスの「リハート」9月1日保険適用
中央社会保険医療協議会(中医協)は7月22日、クオリプスのiPS細胞由来心筋細胞シート「リハート」の保険適用を了承した。9月1日に収載される。リハートは、薬物治療や侵襲的治療を含む標準治療で効果不十分な虚血性心筋症による重症心不全の治療に使う。価格は5320万円で、ピーク時(発売10年度)に使用患者数96人、販売金額51.1億円を見込む。クオリプスは保険収載後に販売を開始する。
サノフィ「デュピクセント」アレルギー性真菌性鼻副鼻腔炎への適応拡大申請
サノフィは7月22日、抗IL-4/13受容体抗体「デュピクセント」(一般名・デュピルマブ)について、アレルギー性真菌性鼻副鼻腔炎への適応拡大を申請したと発表した。申請は、日本人を含む成人と6歳以上の小児の患者計62人を対象に行ったP3試験の結果に基づく。同試験では、プラセボに比べて52週時点の副鼻腔混濁度のスコアを有意に改善した。アレルギー性真菌性鼻副鼻腔炎は、真菌(主にアスペルギルス)に対する強いアレルギー性過敏反応により副鼻腔に生じる慢性2型炎症性疾患。
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