
アステラス、今期営業利益1000億円上振れ…業績予想を上方修正
アステラス製薬は2月4日、2026年3月期の業績予想を上方修正したと発表した。修正後の予想は▽売上収益2兆1000億円(従来予想比700億円増)▽営業利益3400億円(1000億円増)▽税引前利益3300億円(同)▽当期利益2500億円(700億円増)――。前立腺がん治療薬「イクスタンジ」や過活動膀胱治療薬「ベタニス/ミラべトリック/ベットミガ」の好調な販売や為替の影響を反映した。前期比では9.8%の増収となり、コスト最適化策の進展もあって営業利益は728.5%増となる。
決算
米メルク(2025年12月期、2月3日発表)
▽売上高650億1100万ドル(約10兆1500億円、前期比1%増)▽純利益182億5400万ドル(約2兆8499億円、7%増)――。主力のがん免疫療法薬「キイトルーダ」の売上高は316億8000万ドル(7%増)。肺動脈性肺高血圧症治療薬「WINREVAIR(日本製品名エアウィン)」(14億4300万ドル、244%増)や肺炎球菌ワクチン「キャップバックス」(7億5900万ドル、682%増)など新製品も伸びた。26年12月期は売上高655億~670億ドルと増収を見込む。
米ファイザー(2025年12月期、2月3日発表)
▽売上高625億7900万ドル(約9兆7703億円、前期比2%減)▽純利益77億7100万ドル(約1兆2134億円、3%減)――。新型コロナウイルスワクチン・治療薬が落ち込んだが、これを除くと6%の増収。抗凝固薬「エリキュース」(79億6100万ドル、8%増)、心アミロイドーシス治療薬「ビンダケルファミリー」(63億8000万ドル、17%増)、肺炎球菌ワクチン「プレベナーファミリー」(64億9400万ドル、1%増)など主力製品が堅調だった。26年12月期は、売上高595億~625億ドルを見込む。
米アムジェン(2025年12月期、2月3日発表)
▽売上高367億5100万ドル(約5兆7385億円、前期比10%増)▽純利益77億1100万ドル(約1兆2040億円、89%増)――。高コレステロール血症治療薬「レパーサ」(30億1600万ドル、36%増)や骨粗鬆症治療薬「イベニティ」(21億ドル、34%増)などが好調だった。26年12月期の売上高予想は370億~384億ドル。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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