アステラスと協和キリン、米政府とMFN価格に合意/レケンビ、カナダで公的償還推奨の勧告 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年9月1日)
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AnswersNews編集部

アステラスと協和キリン、米政府とMFN価格に合意
アステラス製薬と協和キリンは9月1日、米国政府とMFN(最恵国待遇)価格に合意したと発表した。日本企業の合意は初めて。合意により両社はメディケイド(低所得者向け公的医療保険)にMFN価格で医薬品を提供するほか、今後米国で発売する新薬についても他の先進国の水準を踏まえた価格設定を行う。合意の一環としてアステラスは、免疫抑制剤タクロリムスの原薬25kgを米国戦略的有効成分備蓄に提供。協和キリンは米商務省と関税措置の延期について合意した。
米政府の発表によると、アステラス、協和キリンとともにアルコン(スイス)、ビーワン・メディシンズ(同)、ブリッジバイオ(米)、CSL(豪)、サンファーマ(印)、テバ(イスラエル)、UCB(ベルギー)の7社が合意した。米政府は、今回合意に至った9社が「近い将来、米国での製造に総額196億ドル以上を投資することを約束した」としている。米政府がMFN協定を結んだのは26社となり、「ブランド医薬品市場の89%をカバーすることになる」としている。
「レケンビ」カナダ医薬品庁が公的償還推奨の最終勧告
エーザイは9月1日、カナダ医薬品庁がアルツハイマー病治療薬「レケンビ」(一般名・レカネマブ)の公的償還を推奨する最終勧告を公表したと発表した。今後、汎カナダ医薬品連合を通じた交渉などを経て、各州・準州の公的薬剤給付制度で個別に償還に関する判断が行われる。今回の最終勧告は同庁による再審議を経て示されたもの。カナダでは2025年10月に条件付きで承認を取得していた。
「エンハーツ」欧州でHER2陽性乳がん1次治療の承認取得…ペルツズマブ併用
第一三共は9月1日、抗HER2抗体薬物複合体(ADC)「エンハーツ」(トラスツズマブ デルクステカン)と抗HER2抗体ペルツズマブの併用療法について、欧州で「HER2陽性の切除不能または転移性乳がん患者への1次治療」の承認を取得したと発表した。承認は、標準治療との比較で無増悪生存期間を有意に改善したグローバル臨床第3相(P3)試験の結果に基づく。同適応は米国と中国でも承認されており、日本では申請中。
ツムラ、養命酒製造の株式取得を完了
ツムラは9月1日、養命酒製造(東京都渋谷区)の全株式の取得を完了したと発表した。取得価額は68億円。一般用医薬品・ヘルスケア領域の成長を加速するとともに、未病・養生領域での健康支援機能を強化する。
丸紅ファーマ、香港に現地法人
丸紅ファーマシューティカルズは9月1日、香港に現地法人を設立したと発表した。香港での医薬品の輸入、販売、マーケティング活動を担う。現地販売パートナーとの連携強化や新製品の投入を通じ、香港での事業基盤強化と事業拡大を目指す。
ヒューマンライフコード、UAEに中東・北アフリカ事業会社設立
ヒューマンライフコード(東京都中央区)は9月1日、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビに中東・北アフリカ地域の事業会社を設立したと発表した。同社はすでに現地パートナーと臍帯由来間葉系間質細胞の現地製造、臨床開発、事業化に向けた取り組みを進めている。事業会社の設立により、同地域での事業化を加速する。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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