JCRファーマ、導入のDMD治療薬givinostatを年内申請へ/ベーリンガー、肺線維症治療薬「ジャスケイド」発売 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年7月15日)
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AnswersNews編集部

JCRファーマ、導入のDMD治療薬givinostatを年内申請へ
JCRファーマは7月15日、イタリアのItalfarmacoから導入したデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)治療薬givinostat(一般名)を2026年中に申請すると発表した。27年に承認を取得し、販売を始める計画。PMDA(医薬品医療機器総合機構)との対面助言の結果を踏まえて開発計画を決めた。申請とは独立した位置付けとして、薬物動態と安全性を評価する日本人DMD患者対象の臨床試験を行う。JCRは25年12月にItalfarmacoとライセンス契約を結び、国内での開発・商業化権を取得した。米国、EU(欧州連合)、英国などではすでに6歳以上のDMD患者を対象に承認されている。同薬はヒストン脱アセチル化酵素を阻害する経口薬で、ジストロフィン遺伝子変異に依存せず使用できる。
ベーリンガー、肺線維症治療薬「ジャスケイド」発売
日本ベーリンガーインゲルハイムは7月15日、特発性肺線維症(IPF)・進行性肺線維症(PPF)治療薬「ジャスケイド錠」(一般名・ネランドミラスト)を発売したと発表した。ホスホジエステラーゼ4B(PDE4B)阻害薬で、臨床第3相(P3)試験ではプラセボと比較して52週時の努力肺活量のベースラインからの絶対変化量の低下を有意に抑制した。IPFでは10年以上ぶりの新薬となる。薬価は9mg1錠4190.10円、18mg1錠8363.00円。ピーク時の販売予測は578億円と大型化が見込まれる。
大鵬薬品、抗がん剤「ハイツエキシン」28日発売
大鵬薬品工業は7月15日、抗がん剤「ハイツエキシン錠」(リソバリシブメシル酸塩水和物)を28日に発売すると発表した。適応は「がん化学療法後に増悪したPIK3CA遺伝子変異を有する卵巣明細胞がん」。同薬は中国のHaihe Biopharmaが開発したPI3Kα阻害薬で、今年3月に同社日本法人の海和製薬が承認を取得した。大鵬はHaiheとのライセンス契約に基づいて販売と情報提供活動を行う。薬価は10mg1錠7313.40円で、ピーク時に14億円の販売を予測している。
バイエル クラリチンOTC、第一三共ヘルスケアと販売提携
バイエル薬品は7月15日、OTC医薬品のアレルギー性鼻炎治療薬「クラリチンEX」について、第一三共ヘルスケアと販売提携したと発表した。同薬をこれまで販売してきた大正製薬は6月、同社からの販売を今年9月末で終了すると発表していた。第一三共ヘルスケアからの販売開始日や製品仕様については「あらためてお知らせする」としている。
大日本印刷、協和ファーマケミカルを子会社化へ
大日本印刷(DNP)は7月15日、協和発酵バイオ子会社の協和ファーマケミカルを子会社化すると発表した。10月に全株式を取得し、社名を「DNPファーマケミカル」に変更する。協和ファーマケミカルは、トラネキサム酸やプロスタグランジン類などの原薬を製造している。DNPはグループ会社で後発医薬品の原薬製造や医薬品の製剤開発・製造を行っており、協和ファーマケミカルの子会社化で原薬から製剤、包装までワンストップで対応できるCDMOを目指す。
クリングルファーマ、声帯瘢痕治療薬の販売提携で丸石製薬と基本合意
クリングルファーマは7月15日、開発中の声帯瘢痕治療薬「KP-100LI」(開発番号)の販売提携に向けて丸石製薬と基本合意書を結んだと発表した。両社で詳細を詰め、9月中の最終契約を目指す。基本合意書には、最終契約締結後に丸石製薬がクリングルファーマに追加出資することも盛り込まれている。KP-100LIは組換えヒトHGFタンパク質を有効成分とする薬剤。P3試験を実施中で、トップラインデータの公表は2027年中を見込む。両社は20年にクリングルの脊髄損傷急性期治療薬の販売権許諾契約を結び、資本提携した。
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