血液製剤機構、北海道千歳市に新工場…免疫グロブリン製剤を増産/IPSEN、FOP治療薬「ソホノス」発売 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年7月7日)
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AnswersNews編集部

血液製剤機構、北海道千歳市に新工場…免疫グロブリン製剤を増産
日本血液製剤機構(JB)は7月7日、免疫グロブリン製剤を中心とする血漿分画製剤の増産に向け、2040年度までに総額約2000億円の設備投資を行うと発表した。北海道千歳市に新たな工場を建設するとともに、同市と京都府福知山市の既存2工場を再整備。原料血漿の処理能力を現在の2倍に増やす。新工場は32年度から順次、稼働させる計画。政府は6月30日にまとめた成長戦略案で、免疫グロブリン製剤について国内自給率100%を目指す方針を掲げている。JBは40年度に国内需要の半分以上を供給できるようにしたい考え。中西英夫理事長は記者会見で設備投資に対する国の支援に期待を示した。
IPSEN、FOP治療薬「ソホノス」発売
IPSENは7月7日、進行性骨化性線維異形成症(FOP)治療薬「ソホノスカプセル」(一般名・パロバロテン)を発売したと発表した。同薬はレチノイン酸受容体γ(RARγ)の選択的アゴニスト。RARγを介してSmad1/5/8のリン酸化を阻害し、BMPシグナル伝達を阻害することで軟骨形成と異所性骨化を抑制する。FOPは筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の異所性骨化を特徴とする疾患。国内の患者数は約60~84人と推定されている。薬価は1mg4万6062.10円、1.5mg5万7114.90円、2.5mg9万5190.70円、5mg19万381.30円、10mg35万5689.50円。ピーク時に6.3億円の販売を見込んでいる。
アステラス パドセブとキイトルーダの併用、MIBC術前術後補助療法で中国申請
アステラス製薬は7月7日、抗ネクチン-4抗体薬物複合体(ADC)「パドセブ」(エンホルツマブ ベドチン)と抗PD-1抗体「キイトルーダ」(ペムブロリズマブ)の併用療法について、シスプラチンを用いた化学療法への適応の有無にかかわらず、筋層浸潤性膀胱がん(MIBC)に対する術前術後補助療法として中国で申請が受理されたと発表した。申請は、手術単独群と比較した臨床第3相(P3)試験と、術前補助化学療法と比較したP3試験の結果に基づく。
OptimAIze Consulting、塩野義とAI・RWD活用で契約
東京大医学部発のAIスタートアップOptimAIze Consulting(東京都千代田区)は7月7日、塩野義製薬と、AIとリアルワールドデータ(RWD)を活用した医薬品開発支援のための契約を締結したと発表した。OptimAIze Consultingは契約に基づき、対象疾患の選定、臨床開発の成功確度の向上のための臨床・非臨床データの統合解析を目的としたコンサルティング業務を実施。開発の意思決定プロセスの高度化を目指す。
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