大鵬薬品、CVCに早期臨床開発の受託機能…PoC取得を迅速化/沢井、ALS薬共同開発めぐる訴訟で勝訴 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年7月2日)
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AnswersNews編集部

大鵬薬品、CVCに早期臨床開発の受託機能…PoC取得を迅速化
大鵬薬品工業は7月2日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の大鵬イノベーションズに早期臨床開発の受託機能を新設したと発表した。大鵬薬品の早期臨床開発機能の一部を移管した。アカデミアやベンチャー企業のシーズを対象に早期開発を支援し、PoCの迅速な取得を狙う。
沢井、ALS薬共同開発めぐる訴訟で勝訴
沢井製薬は7月2日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬の共同開発をめぐるニュージェン・ファーマ(東京都目黒区)との訴訟の控訴審で勝訴の判決を受けたと発表した。ニュージェンの表明保証違反を認定し、沢井が求めた賠償請求の一部を認めた。
両社は2020年6月、ALS治療薬に関するライセンス契約を結び、共同開発を進めていたが、その過程で▽原薬の合成中間体に変異原性があること▽ニュージェンがその事実を知りながら契約締結前のデューデリジェンスで開示していなかったこと――が判明。沢井は表明保証違反にあたるとして21年10月に契約を解除した。
これに対してニュージェンは同年12月、契約解除の無効と沢井の債務不履行を訴え、損害賠償を求める訴訟を東京地裁に提起。沢井も22年4月、ニュージェンに損害の賠償を求める別の訴えを起こした。24年5月の1審判決では両社の金銭請求が棄却され、両社とも控訴していた。控訴審判決は、ニュージェンが主張した沢井の債務不履行や損害賠償は認めなかった。
エーザイ「デエビゴ」英国で申請受理
エーザイは7月2日、自社創製のオレキシン受容体拮抗薬レンボレキサント(一般名、日本製品名・デエビゴ)について、英国で申請が受理されたと発表した。申請した適応は「少なくとも3カ月以上症状が持続し、日中の機能に相当な影響を及ぼす成人の不眠症」。英国では成人の6.8~14.8%が慢性不眠症を有すると報告されている。同薬は日本、米国、カナダ、オーストラリア、中国など25以上の国・地域で承認されている。
メディネット、印ステムピューティクスの細胞製品を日本で開発
メディネットは7月2日、ステムピューティクス(インド)の同種間葉系間質細胞製品「Stempeucel」について、同社とのライセンス契約に基づき日本での開発・商業化に向けたオプション権を行使すると発表した。包括的高度慢性下肢虚血を対象に、2027年初頭の治験開始を予定している。メディネットは一時金と開発マイルストン、売上高に応じたロイヤリティを支払う。インドでは2017年に承認されている。
AGCバイオロジクス、米CDMOと提携
AGCは7月2日、バイオ医薬品CDMO事業子会社の米AGCバイオロジクスが、米国のCDMOピラミッド・ファーマ・サービスと戦略的パートナーシップを結んだと発表した。提携では、AGCバイオロジクスが原薬のプロセス開発・製造を担い、ピラミッドが無菌充填と製剤の機能を提供。全工程を一括して受託できる体制を構築する。
興和「リバロ」が香港とベトナムで承認
興和は7月2日、高コレステロール血症治療薬「リバロ錠」(ピタバスタチンカルシウム)が香港とベトナムで承認されたと発表した。香港では、原発性脂質異常症と8歳以上の家族性高コレステロール血症(ヘテロ接合体)を対象に承認を取得。ベトナムではすでに2mg錠を販売しており、新たに4mg錠が原発性脂質異常症、複合型脂質異常症、6歳以上の家族性高コレステロール血症を対象に承認された。ベトナムでは、緑内障・高眼圧症治療薬「グラナテック点眼液」(リパスジル塩酸塩水和物)も承認された。
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