
厚労省、GLP-1受容体作動薬の適正使用要請…メーカーにも対応求める
厚生労働省は6月16日、GLP-1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬について医療機関に適正使用を要請する通知を出した。一部医療機関で美容や痩身を目的に使用されている実態が確認されているとし、適応外での使用は思わぬ有害事象による健康被害につながるおそれがあると注意喚起している。製造販売元のノボノルディスクファーマと日本イーライリリーに対しても、適正使用確保のための取り組みを要請する通知を発出。卸売業者と連携し、医療機関・薬局に対して注意喚起や安全性情報収集への協力要請などを行うよう求めた。
鳥居薬品「ワイキャンス」尋常性疣贅対象のP3試験開始
鳥居薬品は6月16日、伝染性軟属腫治療薬「ワイキャンス外用液」(一般名・カンタリジン)について、尋常性疣贅を対象とした臨床第3相(P3)試験を開始したと発表した。試験は2歳以上の患者を対象に実施。鳥居は同試験の結果をもとに適応拡大の申請を目指す。鳥居は米Verrica Pharmaceuticalsから伝染性軟属腫と尋常性疣贅を対象とした日本での開発・商業化権を取得。伝染性軟属腫治療薬として今年2月に発売した。
バイオ薬の培養・精製工程をリアルタイムで可視化…富士フイルムなどシステム開発
富士フイルムと堀場製作所は6月16日、バイオ医薬品製造の培養・精製工程をリアルタイムで可視化するシステムを共同開発したと発表した。培養液・精製液中の成分の変化を高精度かつリアルタイムに可視化できる。同システムを使用して抗体医薬品製造の精製工程を管理した場合、従来の紫外可視吸光光度法による管理と比べて収率が10%向上することを確認したという。両社は実用化に向けて実装検証を進める。
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