科研製薬とギリアド、PBC治療薬セラデルパルの販売提携/ブリストル「ブレヤンジ」の適応拡大申請 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年5月29日)
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AnswersNews編集部

科研製薬とギリアド、原発性胆汁性胆管炎治療薬セラデルパルの販売提携
科研製薬とギリアド・サイエンシズは5月29日、科研が日本での開発・商業化権を持つ原発性胆汁性胆管炎(PBC)セラデルパル(一般名)について、販売提携に関する契約を結んだと発表した。科研は2023年に米シーマベイから同薬を導入。その後、米ギリアドがシーマベイを買収した。日本での開発、薬事、販売に向けた活動は引き続き科研が主導し、情報提供活動は両社で行う。同薬は選択的にペルオキシソーム増殖因子活性化受容体デルタ(PPARδ)に作用する薬剤。米国、英国、欧州、カナダですでに販売されており、国内では臨床第3相(P3)試験を実施中。
ブリストル「ブレヤンジ」慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫への適応拡大申請
ブリストル・マイヤーズスクイブは5月29日、CAR-T細胞療法「ブレヤンジ静注」(一般名・リソカブタゲン マラルユーセル)について、再発または難治性の慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫への適応拡大を申請したと発表した。申請は、慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫での有効性と安全性を確認した国際共同P1/2試験の結果に基づく。
塩野義、ナルデメジンが中国で承認
塩野義製薬は5月29日、オピオイド誘発性便秘症治療薬ナルデメジントシル酸塩(一般名、日本製品名・スインプロイク)が中国で承認されたと発表した。同薬は塩野義が創製した末梢性μオピオイド受容体拮抗薬。中国での販売は現地の正大天晴薬業集団が行う。
MeijiSeikaファルマ、感染症製品開発支援のファンドに出資
MeijiSeikaファルマは5月29日、米国の非営利組織Global Health Investment Corporation(GHIC)が運営するベンチャーキャピタルファンドGlobal Health Security Fund(GHSF)に出資すると発表した。GHSFは、GHICと米国保健福祉省傘下の生物医学先端研究開発局のパートナーシップの下で設立され、感染症領域で技術や医薬品などの開発を支援している。MeijiSeikaファルマは出資を通じて感染症治療薬、ワクチン、診断薬の研究開発を支援し、世界規模の感染症リスクに対応するイノベーションの加速に貢献する。
武州製薬、社長に森川氏
武州製薬は5月29日、社長兼CEO(最高経営責任者)に森川哲也・副社長兼CFO(最高財務責任者)が昇格する人事を内定したと発表した。6月29日の株主総会と取締役会を経て正式決定する。森川氏は2017年に武州製薬に入社。同社は「事業運営と全社戦略の推進に中心的な役割を担っており、今後の持続的成長に最適な体制と判断した」としている。
リリー、JIHS・国循と肥満症対策の共同研究
日本イーライリリーは5月29日、国立健康危機管理研究機構(JIHS)、国立循環器病研究センターと、肥満症対策推進に向けた共同研究を始めると発表した。▽実臨床での肥満症治療薬の効果とインパクトを評価する研究▽肥満症関連健康障害の発症メカニズムに関する研究▽脂肪細胞が肥満症における循環器疾患や臓器老化に与える影響に関する研究――を行い、臨床現場での意思決定や将来の医療提供体制・政策検討にも資するエビデンスを構築する。
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