
アステラスが新経営計画、30年代半ばまでに過去最高の売上収益
アステラス製薬は5月26日、2026~30年度の経営計画を発表した。主力の前立腺がん治療薬「イクスタンジ」の特許切れを乗り越えて30年代半ばまでに過去最高水準の売上収益を目指すとし、それに向けた5年間の成果指標として▽10件以上の臨床第3相/ピボタル試験開始▽研究開発費控除前コア営業利益累計4.3兆円以上(21~25年度は累計4.2兆円)――を掲げた。重点戦略製品の売り上げを25年度(約4800億円)から倍増させるとともに、5年間で2000億円のコストを削減。研究開発費控除前コア営業利益率を25年度の40%から50%に引き上げる。研究開発には5年間で約2兆円を投資。約8500億円を戦略的投資に充てる。研究開発では、標的タンパク質分解誘導薬、T細胞エンゲージャー、網膜疾患向け細胞治療の後期開発を推進。これらは29年度以降の発売を見込んでおり、自社パイプラインによる成長回帰を目指す。
バイエル、低用量ガドリニウム造影剤「アムベルビスト」発売
バイエル薬品は5月26日、低用量ガドリニウム造影剤「アムベルビスト静注」(一般名・ガドクアトラン水和物)を発売したと発表した。高緩和能を持つ新規の環状型ガドリニウム造影剤。国内で使用可能な環状型MRI造影剤のなかで最もガドリニウムの含有量が少なく、「ガドビスト」などの既存品と比べてガドリニウム用量で60%の低減に相当する。薬価は、バイアルの2mL製剤が1瓶2261円、シリンジ製剤の5mLが4930円、7.5mLが7098円、10mLが9193円。ピーク時に46億円の販売を見込む。
AGC、二重特異性抗体のプロセス開発・受託製造を開始
AGCは5月26日、バイオ医薬品CDMO子会社AGC Biologics(米国)が二重特異性抗体のプロセス開発・受託製造プロジェクトを開始したと発表した。韓国のNovelty Nobilityとの協業により行うもので、同社が網膜新生血管性疾患向けに開発している「NN4101」が対象。AGCグループのコペンハーゲン拠点(デンマーク)で行った細胞株開発とマスターセルバンク構築の成果を踏まえ、千葉拠点でGMP製造段階に移行する。
エーザイと三菱UFJ信託銀行、認知機能の情報提供で提携
エーザイと三菱UFJ信託銀行は5月26日、認知症予防に向けた認知機能に関する情報提供の取り組みで提携したと発表した。エーザイは、認知症に関する情報資材などを三菱UFJ信託銀行に提供。同銀行はこれを活用して認知機能に関する情報提供を利用者に提供する。疾患啓発や認知機能の維持・向上に資する情報を提供することで、高齢者が安心して金融サービスを利用できる環境づくりを目指す。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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