
米ヴィアトリス、アキュリスファーマを買収
米ヴィアトリスは10月16日、アキュリスファーマ(東京都港区)を買収し、完全子会社化したと発表した。ヴィアトリスは買収により、ヒスタミンH3受容体選択的拮抗薬/逆作動薬ピトリサント(一般名)の日本での開発・販売権と、今月22日に日本で薬価収載予定のてんかんレスキュー薬「スピジア」(一般名・ジアゼパム)の日本と一部アジア太平洋地域での開発・販売権を取得。中枢神経系領域の製品ポートフォリオを強化する。ピトリサントについては、ナルコレプシーに伴う日中の過度な眠気とカタプレキシー、閉塞性睡眠時無呼吸症候群に伴う過度な眠気の治療薬として2025年末までに申請を行う予定。買収額は非開示で、ヴィアトリスはアキュリスの株主に一時金を支払ったほか、マイルストンやロイヤリティを支払う。アキュリスの谷垣任優社長は退任し、ヴィアトリス製薬のソナ・キム社長がアキュリスの社長を兼務。谷垣氏は業務移行を支援するアドバイザーを務める。
参天製薬「ジクアスLX」12月に出荷再開
参天製薬は10月16日、ドライアイ治療薬「ジクアスLX点眼液」(ジクアホソルナトリウム)の出荷を12月上旬に再開すると発表した。一部ロットで防腐剤濃度の低下が確認され、昨年5月から自主回収を行っていた。原因を特定して対策を講じ、すでに製造を再開している。
大鵬薬品、中国ハイへからPI3Kα阻害薬導入
大鵬薬品工業は10月16日、中国のハイへ・バイオファーマと、同社のPI3Kα阻害薬リソバリシブに関するライセンス契約を結んだと発表した。大鵬薬品は日本での開発・製造・販売権を取得し、一時金と開発・販売マイルストン、売り上げに応じたロイヤリティを支払う。日本では、ハイへの日本法人である海和製薬が今年8月に卵巣明細胞がんを対象に申請。両社はハイへ創製のMET阻害薬「ハイイータン」(グマロンチニブ水和物)でも提携している。
ペプチドリーム、放射性医薬品の承認取得へ臨床試験開始
ペプチドリームは10月15日、PET診断薬候補化合物64Cu-PSMA-I&Tについて、国内での承認取得に向けた臨床試験を始めたと発表した。64Cu-PSMA-I&Tは、64Cuで標識されたPET診断薬候補化合物で、治療薬として開発されている177Lu-PSMA-I&Tと同じリガンドを用いたセラノスティクスとして開発。日本では、ペプチドリーム子会社のPDRファーマと米Curiumグループの戦略提携に基づいて臨床開発が進められている。177Lu-PSMA-I&Tについても、去勢抵抗性前立腺がんを対象とした臨床試験の準備を進めている。
日本リリー、肥満症対策で産学連携
日本イーライリリーは10月16日、肥満症に関連する23の学会で構成する学術的な連携組織「領域横断的な肥満症対策の推進に向けたワーキンググループ」とパートナーシップに関する覚書を結んだと発表した。肥満症に関する治療パスの明確化と医療連携ネットワークの構築、リアルワールドエビデンスの創出、医療従事者向けの教育や社会に対する理解促進などに取り組む。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
あわせて読みたい
オススメの記事
人気記事

エンハーツ、HER2陽性乳がん1次治療に適応拡大…「Nuzolvence」「Blujepa」淋病に数十年ぶり新薬―2025年12月に米FDAが承認した新薬

外資企業でMRの大型採用…製造は大手新薬メーカーで増員募集|製薬業界 今月の転職求人動向レポート(2026年1月)

iPS細胞で不妊治療に変革を。独自技術で「世界を取りに行く」若き起業家と研究者たちの挑戦【AD】

【2026年の新薬#2】住友、iPS細胞由来パーキンソン病薬承認へ…中外創製の経口GLP-1製剤、武田のナルコレプシー薬など承認期待

【2025年版】国内製薬会社ランキング―トップ3は今年も武田・大塚・アステラス、海外好調で軒並み増収

