アステラスのsetidegrasib、非小細胞肺がんP3開始/ロシュ、取締役にクリストフ・ウェバー氏推薦へ など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年9月24日)
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AnswersNews編集部

アステラス 標的タンパク質分解誘導薬setidegrasib、非小細胞肺がんのP3試験を開始
アステラス製薬は9月24日、開発中のKRAS G12D標的タンパク質分解誘導薬setidegrasibについて、KRAS G12D変異陽性の局所進行性・転移性非小細胞肺がんを対象とした国際共同臨床第3相(P3)試験を開始したと発表した。白金製剤を含む化学療法や免疫チェックポイント阻害薬による初回治療中または治療後に病勢進行した患者が対象で、ドセタキセルと比較評価する。主要評価項目は無増悪生存期間と全生存期間。日本を含む複数の国で356名の患者を組み入れる予定。
スイス・ロシュ 取締役にクリストフ・ウェバー氏を推薦へ…来年3月に決議
スイス・ロシュは9月23日、前武田薬品工業社長CEO(最高経営責任者)のクリストフ・ウェバー氏を取締役に推薦することを承認したと発表した。来年3月9日の株主総会で提案する。ロシュのセヴリン・シュヴァン取締役会長は「ウェバー氏の医療業界に関する深い知識と幅広いリーダーシップ経験が取締役会をさらに強化してくれるだろう」とコメントした。
生化学工業、27年3月期の通期予想を下方修正…ロイヤリティ大幅減で
生化学工業は9月24日、2027年3月期の通期業績予想を下方修正すると発表した。修正後の予想は▽売上高371億円(従来予想比47億5000万円減)▽営業利益20億5000万円の赤字(41億円減)▽経常利益2億円(40億円減)▽純利益18億円の赤字(40億5000万円減)――。ロイヤリティが大幅に減少する見込みとなったことで、売上高・利益とも従来予想から下回る見通し。
大塚 ALS薬ウレフネルセンのP3試験で主要評価項目達成…申請へ協議
大塚製薬と米アイオニス・ファーマシューティカルズは9月22日、開発中のアンチセンスオリゴヌクレオチドのウレフネルセンについて、FUS遺伝子変異による筋萎縮性側索硬化症(FUS-ALS)を対象に行ったP3試験で主要評価項目を達成したと発表した。試験はウレフネルセンを髄腔内投与し、有効性と安全性を評価するもので、アイオニスが実施。プラセボ群と比較して、機能障害や生存を評価する指標で統計学的に有意な改善を示した。大塚は24年に同薬の全世界での独占的製造販売権を取得している。両社は今後、迅速な承認申請に向け、米FDA(食品医薬品局)をはじめとする各国規制当局と協議を進めるとしている。
シンバイオ製薬、米保健福祉省とブリンシドホビルに関するライセンス契約
シンバイオ製薬は9月24日、米保健福祉省と、多発性硬化症(MS)治療薬ブリンシドホビルの開発技術に関する独占的グローバルライセンス契約を締結したと発表した。シンバイオは2023年3月、米国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)と共同研究開発契約を結び、EBウイルスを標的とした治療法開発に向けて共同研究を進めてきた。EBウイルス感染は、MSの発症リスクを高めるとされる。両者は共同研究で、ブリンシドホビルが再活性化したEBウイルスの活性を抑制することを確認。今後、ブリンシドホビルの抗ウイルス活性を活かした新規治療法の開発を進める。
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