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第一三共、26年3月期の利益下振れ…ADC供給計画見直しで損失/「レケンビ皮下注」初期療法への適応拡大、FDAが審査3カ月延長 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年5月8日)

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AnswersNews編集部

 

第一三共、26年3月期の利益下振れ…ADC供給計画見直しで損失

第一三共は5月8日、2026年3月期の利益予想を下方修正したと発表した。修正後の予想は▽営業利益2290億円(従来予想比1060億円減)▽税引前利益2640億円(910億円減)▽当期利益2600億円(280億円減)――。抗体薬物複合体(ADC)製品の供給計画見直しが要因で、CMOへの損失補償額の引当として約757億円、小田原工場のADC関連設備投資の中止に伴う減損や補償金として約193億円を計上する。同社は26年3月期決算と26~30年度の中期経営計画を11日に発表する。

 

レケンビ皮下注 初期療法への適応拡大、FDAが審査期間を3カ月延長

エーザイは5月8日、アルツハイマー病治療薬「レケンビ」(一般名・レカネマブ)の皮下注製剤「LEQEMBI IQLIK」について、米FDA(食品医薬品局)が初期療法への適応拡大の審査期間を3カ月延長したと発表した。新たな審査終了目標日は今年8月24日に設定された。審査期間の延長は、FDAが要求した追加提出資料の審査時間を確保するため。現時点で承認可能性に関する懸念は示されていない。

 

富士フイルム富山化学「セイビスカス」承認、半月板損傷向け再生医療等製品

富士フイルム富山化学は5月8日、半月板損傷に対する再生医療等製品「セイビスカス注」の承認を取得したと発表した。半月板切除術が適応となる半月板損傷が対象。半月板損傷向けでは国内初の再生医療等製品となる。セイビスカスは、患者の膝の内部から採取した滑膜組織から分離、培養増殖した自家滑膜間葉系幹細胞を使った製品。半月板の温存を可能にする新たな治療選択肢として期待される。

 

杏林とサスメド、耳鳴治療用アプリの検証的試験開始

杏林製薬とサスメドは5月7日、共同開発している耳鳴治療用アプリの検証的試験を始めると発表した。苦痛を伴う慢性耳鳴患者を対象に、アプリを16週間使用した場合の有効性と安全性を評価する。試験完了後、杏林が承認申請を行う予定。

 

決算

小野薬品工業(2026年3月期、5月8日発表)

▽売上収益5157億8500万円(前期比5.9%増)▽営業利益922億3600万円(54.4%増)▽税引前利益926億5400万円(56.2%増)▽当期利益697億6700万円(39.4%増)――。国内は免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」(5.0%減の1143億円)やSGLT2阻害薬「フォシーガ」(1.5%減の882億円)の売り上げ減少で減収となったものの、海外での製品売り上げやロイヤリティ収入が増加。売上収益は過去最高となり、利益も大きく増加した。27年3月期は売上収益4550億円(11.8%減)、営業利益940億円(1.9%増)を予想。フォシーガの販売提携終了が響く。

 

ゼリア新薬工業(2026年3月期、5月8日発表)

▽売上高891億5900万円(前期比2.1%増)▽営業利益123億7400万円(1.4%増)▽経常利益110億4300万円(14.0%減)▽純利益84億5400万円(14.9%減)――。主力の潰瘍性大腸炎治療薬「アサコール」(243億円、3.1%増)やクロストリジウム・ディフィシル感染症治療薬「ディフィクリア」(226億円、8.8%増)が好調だった。前期に為替差益を計上した一方、26年3月期は為替差損に転じたことで、経常利益と純利益は減少した。27年3月期は売上高950億円(6.6%増)、営業利益130億円(5.1%増)を予想。アサコールとディフィクリアが引き続き好調に推移する見通し。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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