中外、レナリスファーマを買収…IgA腎症治療薬獲得/武田薬品、米AI企業と新薬開発で協力 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年10月24日)
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AnswersNews編集部

中外、レナリスファーマを買収…IgA腎症治療薬獲得
中外製薬は10月24日、バイオベンチャーのレナリスファーマ(東京都中央区)を買収し、完全子会社化すると発表した。同社が持つ、IgA腎症治療薬sparsentan(一般名)の日本、韓国、台湾での独占的開発・販売権を取得。中外はIgA腎症を対象に核酸医薬品のsefaxersenを開発しており、買収を通じて腎領域の開発パイプラインを強化する。中外は一時金として150億円に株式譲渡契約に基づく価格調整を反映した金額を支払うほか、最大160億円のマイルストンとsparsentanの売上高に連動する対価を支払う。レナリスファーマはsparsentanの開発を目的に2023年に設立され、米Travere Therapeuticsから同薬の3カ国での権利を取得した。sparsentanは欧米ですでに承認されており、国内では臨床第3相(P3)試験を実施中。中外は26年の国内申請を目指す。
武田薬品、米AI企業と新薬開発で協力
米国のAI企業テトラサイエンスは10月23日、武田薬品工業と新薬開発で協力すると発表した。武田薬品は、テトラサイエンスが医薬品開発向けに開発したAIの全機能に優先的にアクセスできる。テトラサイエンスのAIは、データの体系化やエージェント型AIなど複数の機能があり、導入と活用を支援するエンジニアも派遣する。武田薬品はAIを活用した創薬の加速、CMCプロセスの短縮、研究者の生産性向上などを狙う。
EAファーマ「モビコール」1歳児への適応拡大申請
EAファーマは10月24日、慢性便秘症治療薬「モビコール配合内用剤」(一般名・マクロゴール4000/塩化ナトリウム/炭酸水素ナトリウム/塩化カリウム)について、1歳児に対する用法・用量の追加を申請したと発表した。国内では2歳以上の小児と成人を対象に承認されており、欧州では15カ国で1歳児にも使用されている。
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