
製薬業界の転職市場のトレンドを、業界専門の転職支援サービス「Answers」「MRBiZ」(運営元:株式会社クイック)の専任コンサルタントが毎月レポートします。
求人件数は前月から減少
2023年7月の製薬業界の求人件数は、全体的に前月から減少しました。

職種別に見ると、前月から増加したのは「MW(メディカルライティング)」「MA・MSL」(いずれも前月比6%増)や「マーケティング」(3%増)など。一方、減少となったのは「管理薬剤師」(19%減)や「QC・QA・監査」(10%減)、「品質管理/分析研究」「MR」(9%減)などでした。
[研究職]春先に伸びた採用ニーズが一服
研究職の求人件数は前月から減少しました。春先に中途採用を行っていた企業のニーズが一服したためです。新規求人は再生医療領域が中心となっています。
[開発職]CRA、来年4月入社枠の募集も開始
CRA(モニター)は前月比1%増で、未経験者を含め企業の採用ニーズは堅調。CROでは来年4月入社の採用枠も出てきており、医療機関で働く有資格者などにとっては企業に転職しやすい環境になっています。一部外資系メーカーも、引き続きCRAの募集を行っています。
[製造職]QAで未経験可の募集も
製造職は全体的に減少となりましたが、採用ニーズは依然として高水準。人員の増強を図る企業や海外当局とのやりとりを抱える企業など、大手メーカーを中心に募集が行われています。品質保証は特に有効求人倍率が高く、一般用医薬品を含めてGMP下で製造や品質管理に携わっていた経験があれば未経験でも応募できる求人も出ています。
[MR]採用充足でニーズは一段落
MRの求人件数は6月まで3カ月連続で前月を上回っていましたが、今月は一転して9%の減少となりました。大型採用を含め、採用の充足に伴い募集を終えた求人が重なったためで、引き続きスポットの募集は行われています。CSOの採用は引き続き活発で、この2年ほど続いていた新型コロナワクチン以外のプロジェクトも複数出てきています。
※ ※ ※
早期退職による市場の動きが一旦落ち着き、今年度の採用計画が固まってきたことで、市場には一服感が漂っています。しかし、昨年の動きから考えると、これから秋にかけて求人件数は伸びてくると予想されます。
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(コンサルタント 佐久間貴大)
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