
武田薬品工業は8月22日、潰瘍性大腸炎治療薬ベドリズマブを日本で申請したと発表した。海外では「エンティビオ」の製品名で販売されており、2016年度は全世界で1432億円(前年度比66.2%増)を売り上げた。
申請した適応は、中等症から重症の活動期の潰瘍性大腸炎。国内の患者数は16万人以上と推定されている。クローン病の適応でも現在、臨床第3相試験の段階にある。
ベドリズマブは抗α4β7インテグリン抗体。α4β7インテグリンに結合し、MAdCAM-1との相互作用を阻害することで、炎症を起こした腸管組織へのTリンパ球の遊走を抑え、炎症を軽減する。
米国と欧州では、標準療法または抗TNFα抗体による治療に対し効果不十分・効果減弱・不耐性の中等症から重症の活動期潰瘍性大腸炎・クローン病の治療薬として2014年5月に承認。米国を中心に急速に売り上げを伸ばし、発売から3年足らずでブロックバスターに成長した。現在、60カ国以上で承認を取得。武田薬品は2018年度にグローバルで20億ドルの売り上げを目指しており、日本でも大型化が期待される。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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