
MeijiSeikaファルマは7月6日、同社の経口セフェム系抗菌薬「メイアクト」(一般名・セフジトレンピボキシル)のオーソライズド・ジェネリック(AG)を発売する。MeijiSeikaファルマがAGを販売するのは今回が初めて。
子会社の大蔵製薬が今年2月に承認を取得し、6月に薬価収載された。製品名は「セフジトレンピボキシル錠100mg『OK』」。大蔵製薬が製造販売を手がけ、MeijiSeikaファルマが販売する。
メイアクトの2016年度の売上高は97億円(前年度比27.0%減)。07年7月に後発医薬品が参入した影響で売り上げ減が続いており、17年度は80億円(18.2%減)まで落ち込む見通しだ。
AGを販売する動きは新薬メーカーを中心に広がっている。今年6月には、ARB「ミカルディス」(第一三共エスファ)、胃炎・胃潰瘍治療薬「ムコスタ」(大塚製薬工場)、子宮内膜症治療薬「ディナゲスト」(持田製薬販売)、抗がん剤「ティーエスワン」(岡山大鵬薬品)などのAGが発売。第一三共エスファは、ARB「オルメテック」と高脂血症治療薬「クレストール」のAGを9月に発売する予定だ。
あすか製薬が販売するARB「ブロプレス」のAGは、配合剤も含め16年度の売上高が128億円に達した。キョーリン製薬ホールディングスが昨年9月に発売した喘息・アレルギー治療薬「キプレス/シングレア」のAGは、発売半年で82億円を売り上げた。AGは後発品市場の主役になりつつある。
MeijiSeikaファルマは後発品事業に力を入れており、14年にインドの後発品企業メドライクを買収。16年12月には後発品の製造販売を担う子会社Meファルマを設立し、今年5月に営業を開始している。AGの投入で後発品事業の拡大に弾みをつけたい考えだ。
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