協和キリン、静岡と東京の研究拠点を統合し横浜に移転/リズムファーマ、後天性視床下部性肥満治療薬を申請 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年5月7日)
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AnswersNews編集部

協和キリン 静岡と東京の研究拠点を統合、横浜に移転
協和キリンは5月7日、静岡県長泉町と東京都町田市の研究拠点を統合し、横浜市保土ヶ谷区の「横浜ビジネスパーク」に移転すると発表した。スケジュールなどは今後、関係者と協議して決める。新研究所の稼働後、長泉と町田の拠点は閉鎖する方向で検討している。2拠点に分散していた創薬研究、トランスレーショナルリサーチ、CMC研究の各機能を集約し、連携を深めることで、開発・製造を見据えた研究設計や迅速な意思決定を可能とする研究環境を目指す。
リズムファーマ、後天性視床下部性肥満治療薬を申請
米リズムファーマシューティカルズは5月7日、後天性視床下部性肥満治療薬setmelanotide(一般名)を日本で申請したと発表した。同社が5日に行った2026年第1四半期決算発表の資料によると、日本での承認は今年後半を見込んでおり、想定通り承認されれば年内に販売を始める予定。後天性視床下部性肥満は、視床下部の物理的損傷または構造異常によって急激かつ持続的に体重が増加する疾患。setmelanotideは、空腹感、満腹感、エネルギーのバランスを調節するシグナル伝達経路であるMC4R経路に作用する。日本での申請は、日本人12人を含む患者142人を対象に行った臨床第3相(P3)試験の結果に基づく。リズムは後天性視床下部性肥満の国内患者数を5000~8000人と推定している。
科研製薬「クレナフィン」ドイツで発売、欧州初の製品展開
科研製薬は5月7日、爪白癬治療薬「Jublia」(一般名・エフィナコナゾール、日本製品名・クレナフィン爪外用液)がドイツで発売されたと発表した。欧州導出先のアルミラル(スペイン)が販売を開始した。科研にとっては欧州での初の製品展開となる。科研は2021年に欧州での開発・販売権をアルミラルに供与する契約を締結。ドイツではアルミラルが25年8月に承認を取得していた。
ヴィアトリス「スピジア」学校関係者向けサイト開設
ヴィアトリス製薬は5月7日、経鼻投与型抗けいれん薬「スピジア点鼻薬」(ジアゼパム)に関する学校関係者向けのウェブサイトを開設したと発表した。内閣府、文部科学省、厚生労働省から4月16日付で事務連絡「学校等におけるてんかん発作時のジアゼパム点鼻液(スピジア)の投与について」が出されたことを受け、学校や保育所などの関係者に投与上の留意点などの情報を提供する。事務連絡では、てんかん発作を起こして自らスピジアを投与できない児童らに代わって教職員らが投与を行う場合の条件を示している。
わかもと「マキュエイド」中国で発売
わかもと製薬は5月7日、眼科手術補助剤「マキュエイド眼注用」(トリアムシノロンアセトニド)を中国で発売したと発表した。中国での販売は現地のShenzhen Rosso Pharmaceuticalが行う。適応は「硝子体手術時の硝子体可視化」。同適応で承認を取得した医薬品は中国初となる。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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