
業績や年収など、製薬企業に関するさまざまなデータをもとに2025年に掲載したランキング記事をまとめました。
INDEX
【国内・海外】製薬企業 売上高ランキング

2024年12月期または25年3月期の製薬企業の決算をもとに売上高をランキングすると、グローバルでは687.22億ドルを売り上げたスイス・ロシュが2年連続の首位。2位は641.68億ドルの米メルク、3位は636.27億ドルのファイザーでした。
一方、日本企業のランキングでは、4兆5816億円で武田薬品工業がトップ。2位は2兆3299億円の大塚ホールディングス(HD)、3位は1兆9123億円のアステラス製薬でした。
世界ランキングでは、日本企業4社が上位25社にランクイン。武田薬品の14位が最高で、大塚HDが19位、アステラス製薬が23位、第一三共が24位でした。
2025年版の世界ランキングと国内ランキングは以下の記事で詳しく解説しています。
【2025年版】製薬会社世界ランキング―トップ3はロシュ、メルク、ファイザー…リリーがトップ10入り
【2025年版】国内製薬会社ランキング―トップ3は今年も武田・大塚・アステラス、海外好調で軒並み増収
【国内・海外】製薬企業 研究開発費ランキング

2024年12月期または25年3月期の決算をもとに集計した研究開発費のランキングでは、179.38億ドルを投じたメルクが世界一。2位は173.85億ドルのロシュ、3位は135.83億ドルの英アストラゼネカでした。
日本企業のランキングでは、武田薬品が7302億円でトップ。4329億円の第一三共が2位、3277億円のアステラスが3位でした。
2025年版の世界ランキングと国内ランキングは以下の記事で詳しく解説しています。
【2025年版】製薬会社世界ランキング―トップ3はロシュ、メルク、ファイザー…リリーがトップ10入り
【2025年版】国内製薬会社ランキング―トップ3は今年も武田・大塚・アステラス、海外好調で軒並み増収
【国内】製薬企業 平均年収ランキング

直近の事業年度の有価証券報告書をもとに国内の製薬企業やバイオベンチャー計90社の従業員の平均年収をランキングしたところ、東証グロース上場企業では1952.9万円のネクセラファーマがトップとなりました。2位は1207.3万円の中外製薬、3位は1169.2万円のペプチドリームで、上位10社すべてが1000万円を上回っています。
東証グロース上場企業の1位は1641.2万円のサンバイオ。2位は1321.5万円のシンバイオ製薬、3位は1310万円のソレイジア・ファーマでした。
2025年版の国内製薬企業の平均年収ランキングは以下の記事で詳しく解説しています。
【2025年版】製薬会社年収ランキング 1位は1953万円のネクセラファーマ…新薬大手は1207万円の中外がトップ
【国内】製薬企業 従業員数ランキング

直近の事業年度の有価証券報告書をもとに東証プライム上場の主要製薬27社の従業員数をランキングしたところ、単体では6252人の第一三共が最多。2位は5026人の中外製薬で、3位は4808人の武田薬品でした。
連結では4万7455人の武田薬品が最多。大塚HDが3万5338人で2位、第一三共が1万9765人で3位でした。
国内主要製薬企業の従業員数の動向は以下の記事で詳しく解説しています。
主要製薬企業の従業員数、24年度は3.1%減…過去10年で2番目の減り幅、住友ファーマは38%減
【国内】新薬承認取得数ランキング
PMDA(医薬品医療機器総合機構)が公表している情報をもとに、2024年に国内で承認された新薬を企業別に集計した結果、承認数が最も多かったのは11のアストラゼネカ。10のファイザーが2位で、3位は9の日本イーライリリーでした。
新規有効成分に限ると、トップは7つの承認を取得したファイザー。2位は6つ武田薬品で、日本リリーとヤンセンファーマが4つで3位でした。
2024年の国内承認取得数ランキングは以下の記事で詳しく解説しています。
2024年 国内新薬承認取得数ランキング…最多は11承認のアストラゼネカ、新規有効成分はファイザーがトップ
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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