
国内製薬企業の2026年3月期第2四半期決算のハイライトを、コンパクトなビジュアルを交えてまとめます。随時更新(公開日:10月28日)。
塩野義製薬(10月27日発表)

▽売上収益 2129億6500万円(前年同期比0.5%減)
▽営業利益 747億7100万円(1.4%減)
▽税引前利益 983億8400万円(4.9%増)
▽中間利益 835億4200万円(0.5%増)
新型コロナウイルス感染症の流行の落ち着きにより抗ウイルス薬「ゾコーバ」の売り上げが減少し、国内医療用医薬品は前年同期比22.8%の減収。海外やロイヤリティ収入が伸びたものの、国内の減収を補えなかった。米国事業の販売関連費用や鳥居薬品の子会社化に伴う費用により営業利益も前年同期を下回った。26年3月期の業績予想は、▽売上収益5000億円(従来予想比300億円減)▽営業利益1850億円(100億円増)▽税引前利益2320億円(同)▽当期利益1880億円(80億円増)――に修正。国内医療用医薬品の減収により売上収益は従来予想を下回るが、費用削減とその他の収益の増加によって利益予想は引き上げた。



