
厚生労働省は8月17日、12月の薬価収載に向けて製薬各社が申請していた後発医薬品を承認した。初めて後発品が承認されたのは、ファイザーの疼痛治療薬「リリカ」(一般名・プレガバリン)など4成分。
今回、後発品が初めて承認された4成分は、
▽疼痛治療薬「リリカ」(プレガバリン、ファイザー)
▽アルツハイマー型認知症治療薬「イクセロン/リバスタッチ」(リバスチグミン、ノバルティスファーマ/小野薬品工業)
▽抗血小板薬「コンプラビン」(クロピドグレル硫酸塩/アスピリン、サノフィ)
▽吸入麻酔薬「スープレン」(デスフルラン、バクスター)
リリカは、用途特許をめぐる特許無効審判のため後発品の参入が先延ばしになっていたが、今年7月に特許庁が用途特許の一部を無効とする審決を下したことを受け、各社が承認を取得。多くはOD錠のみで、カプセルの承認を取得したのは日医工や沢井製薬、東和薬品など数社にとどまった。日医工や武田テバファーマなどは、先発品にないOD錠50mgの承認も取得した。先発品の売上高は薬価ベースで1015億円(2019年度、IQVIA調べ)。エーザイは同剤の共同販促で19年度に286億円の収入を得ている。
すでに後発品が承認されている成分では、第一三共エスファがアルツハイマー型認知症治療薬「メマリー」(メマンチン塩酸塩、第一三共)のドライシロップ剤のオーソライズド・ジェネリック(AG)の承認を取得。東和薬品は、今年6月に日医工と沢井の製品が薬価収載された骨粗鬆症治療薬「エディロール」(エルデカルシトール、中外製薬)の承認を取得した。
【AnswersNews編集部が製薬企業をレポート】
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