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協和キリン、ロカチンリマブの臨床試験中止…安全性に懸念/武田、ナルコレプシー薬を日本でも申請 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年3月4日)

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AnswersNews編集部

 

協和キリン、ロカチンリマブの臨床試験中止…安全性に懸念「再開の可能性は極めて低い」

協和キリンは3月3日、アトピー性皮膚炎などを対象に開発中の抗OX40抗体ロカチンリマブ(一般名)について、すべての臨床試験を中止すると発表した。最新の安全性評価で、ウイルス性または免疫関連の関与が疑われる悪性腫瘍に関する新たな懸念が浮上。すでに報告されているカポジ肉腫1例に加え、新たな疑い症例1例と別の悪性腫瘍1例が確認された。ロカチンリマブがターゲットとするOX40経路の調節との間に機序的関連がある可能性があり、想定されるベネフィットに対して潜在的なリスクが上回る可能性があると判断した。

ロカチンリマブをめぐっては、1月に米アムジェンとの開発・商業化に関する提携解消を発表。単独で開発を続けて2026年上半期に申請する方針を示し、ピーク時にはグローバルで2000億円以上の売り上げを見込んでいた。協和キリンのアブドゥル・マリック社長は4日に開いた投資家向け説明会で、「非常に残念だが、開発再開の可能性は極めて低い」とコメント。一方、2月発表の中長期構想で掲げた財務目標は「達成すべきもの」として変更しない考えを示した。

 

武田薬品、ナルコレプシー薬を日本でも申請

武田薬品工業は3月4日、ナルコレプシータイプ1の治療薬oveporexton(一般名)を日本で申請したと発表した。同薬はオレキシン2受容体作動薬。申請はグローバルで行った複数の臨床試験の結果に基づく。日本では先駆的医薬品に指定されており、順調に進めば6カ月程度で承認される見込み。武田薬品は同薬について次期主力品として大型化を期待している。米国と中国でも申請中で、米国では今年第3四半期(7~9月)に承認の可否が判断される予定。

 

ネクセラ、不眠症薬ダリドレキサントを韓国で申請

ネクセラファーマは3月4日、不眠症治療薬ダリドレキサント(一般名、日本製品名・クービビック)を韓国で申請したと発表した。2027年の承認取得を見込む。同薬はデュアルオレキシン受容体拮抗薬。申請は同国で行った臨床第3相(P3)試験の結果に基づく。

 

王子ファーマ、抗凝固薬のP1試験開始へ

王子ホールディングスは3月4日、子会社の王子ファーマが抗凝固薬「OJI-220」のP1試験を日本で開始すると発表した。対象疾患は「血液透析の体外循環装置使用時の血液凝固防止」。同薬は、森林資源由来の可溶性成分ヘミセルロースを原料に硫酸化して得た新規化合物。非臨床試験ではヘパリンと類似の抗凝固活性を示すことが確認されている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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