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持田製薬と伊藤忠、アンドファーマの株式を20%ずつ取得/大塚「レキサルティ」PTSD適応追加、米で承認見送り など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年9月22日)

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AnswersNews編集部

 

持田製薬と伊藤忠、アンドファーマの株式を20%ずつ取得

持田製薬と伊藤忠商事は9月22日、アンドファーマの株式をそれぞれ20%取得し、持分法適用関連会社化すると発表した。アンドファーマが行う第三者割当増資を引き受けるとともに、投資ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP)が運営・管理する会社が保有する株式を譲り受ける。取得額はそれぞれ162億円。アンドファーマは持田と伊藤忠のノウハウを活用し、製造・品質管理・供給の基盤を強化。持田はアンドファーマ子会社のバイオシミラー製造能力とのシナジーを期待するほか、既存品目の製造連携も視野に入れており、アンドファーマとの協業で医薬事業の収益力を強化する。株式の譲渡は10月1日に行われる。アンドファーマは、JWP傘下の日医工、共和薬品工業、T’sファーマ/T’s製薬の持ち株会社として7月に発足した。

 

大塚「レキサルティ」PTSD適応追加、米で承認見送り

大塚製薬は9月20日、抗精神病薬「レキサルティ」(一般名・ブレクスピプラゾール)について、米国で申請していた心的外傷後ストレス障害(PTSD)への適応拡大の承認が見送られたと発表した。米FDA(食品医薬品局)から、今回の申請データでは承認できないとする審査完了通知を受け取った。PTSDへの適応拡大をめぐっては、7月に開かれたFDAの諮問委員会で「申請者が効能追加における十分なデータを提供しているか」との質問に対して否定的な見解が示されていた。大塚は、通知の内容についてFDAと精査を行い、今後の対応を決めるとしている。

 

ファーマエッセンシア「ベスレミ」本態性血小板血症への適応拡大申請

ファーマエッセンシアジャパンは9月22日、真性多血症治療薬「ベスレミ皮下注」(ロペグインターフェロン アルファ-2b)について、本態性血小板血症への適応拡大を申請したと発表した。申請の根拠とした国際共同臨床第3相(P3)試験では、対照薬のアナグレリドと比べて主要評価項目の持続的奏効率で統計学的に有意な改善を示した。日本では2023年6月から真性多血症治療薬として販売されている。

 

モデルナ「スパイクバックス」LP.8.1対応ワクチンを発売

モデルナ・ジャパンは9月22日、オミクロン株JN.1系統の変異株LP.8.1に対応した新型コロナウイルスワクチン「スパイクバックス筋注シリンジ12歳以上用」を発売したと発表した。12歳以上1回接種用量0.5mLを充填したプレフィルドシリンジ製剤。6カ月~11歳用は10月14日の発売を予定している。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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