
第一三共「エンハーツ」がん種横断の適応、欧州で申請受理
第一三共は9月11日、抗HER2抗体薬物複合体(ADC)「エンハーツ」(一般名・トラスツズマブ デルクステカン)について、欧州で「前治療歴のある進行・再発のHER2陽性固形がん」への適応拡大の申請が受理されたと発表した。申請は、HER2発現の進行性の胆道がん、膀胱がん、子宮頸がん、子宮内膜がん、卵巣がん、膵臓がんなどを対象に行った複数の臨床試験の結果に基づく。エンハーツのがん種横断の適応は2024年4月に米国で承認。日本でも今年4月に申請した。
Mediiとオーファンパシフィック、非典型COPDの診断・治療支援で協業
Medii(東京都新宿区)とオーファンパシフィックは9月11日、非典型COPD(慢性閉塞性肺疾患)患者支援で協業プロジェクトを始めたと発表した。Mediiの医師向け専門医相談サービス「Medii E コンサル」内に、COPDや関連疾患の知見を持つ専門医による症例相談窓口を開設。主治医が全国どこからでも専門医チームに相談できる体制を構築し、診断と治療選択を支援する。典型的なCOPD像に当てはまらない非典型COPDには、喘息とCOPDのオーバーラップや、指定難病のα1-アンチトリプシン欠乏症(AATD)など別の疾患が潜んでいることがあり、診断が難しいことが課題となっている。




 
				


 
					 
								 
								
 
											 
											 
											 
											 
											



