田辺ファーマとBIKEN財団、ワクチン生産の合弁解消/杏林、仏社から神経障害性疼痛薬候補の権利取得 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年3月31日)
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AnswersNews編集部

田辺ファーマとBIKEN財団、ワクチン生産の合弁解消
阪大微生物病研究会(BIKEN財団)と田辺ファーマは3月31日、両者の合弁会社BIKENについて合弁を解消すると発表した。BIKEN財団は田辺が保有するBIKENの全株式を4月1日付で取得し、BIKENを完全子会社化する。BIKENはBIKEN財団が66.6%、田辺が33.4%を出資して2017年に設立。BIKEN財団の生産部門を分社化して生産基盤を強化するのが目的だったが、一定の成果を得たとして合弁を解消することにした。販売面での協力は続ける。
杏林、仏社から神経障害性疼痛薬候補の権利取得
杏林製薬は3月31日、仏BIODOL Therapeuticsと、同社の疼痛治療薬候補化合物「BDT272」(開発コード)のライセンス契約を結んだと発表した。2025年に結んだオプション契約のオプション権を行使し、日本・韓国・台湾での開発・製造・販売に関する独占的権利を取得。一時金と開発・承認・販売のマイルストンとして合計で最大7900万ユーロ(約145億円)を支払うほか、売上高に対するロイヤリティを支払う。BDT272は、疼痛の発症と持続に関与するFLT3を阻害する化合物。
持田「ディナゲスト」韓国・タイの販売で提携
持田製薬は3月31日、子宮内膜症などの治療薬「ディナゲスト」(一般名・ジエノゲスト)の韓国とタイでの販売について、韓国のLG Chemと契約を結んだと発表した。持田はLGに両国での開発・販売の独占的権利を許諾する。持田とLGはこれまで、2つのバイオシミラーで提携契約を結び、日本市場で展開している。
アステラス、経営戦略担当のAdam Pearson氏が退任
アステラス製薬は3月31日、同日付で経営戦略担当CStO(チーフ・ストラテジー・オフィサー)のAdam Pearson氏が退任したと発表した。同氏は2004年に旧山之内製薬の欧州子会社に入社。経営企画部門長などを経て23年に経営戦略担当に就任し、経営計画の策定・実行や23年の米アイベリック・バイオの買収と統合を主導した。4月以降、CStOの職務は経営企画長のPeter Sandor氏が代行する。
ユーシービー「ジルビスク」オートインジェクターの追加を申請
ユーシービージャパンは3月31日、全身型重症筋無力症治療薬「ジルビスク皮下注」(ジルコプランナトリウム)について、オートインジェクターの剤形追加を申請したと発表した。同薬は補体C5を阻害するペプチド製剤で、2024年2月に皮下注射剤を発売。オートインジェクターを追加することで選択肢を広げる。
アルフレッサHDの子会社ArkMS、CRO事業拡大へエムウィズと業務提携
アルフレッサ ホールディングス(HD)は3月31日、CRO子会社ArkMSがエムウィズ(大阪市)と業務提携したと発表した。提携はCRO事業の拡大に向けたもので、メディカルライティング、PMSプランニング支援、PV・PMSコンサルティングなどのサービスを共同で提供。営業ネットワークを共有し、提案機会と新規商談機会の拡大を目指す。
TOPPANHD、米にがん個別化医療の新会社
TOPPANHDは3月31日、米ヒューストンにがん個別化医療と創薬支援事業を行う新会社「TOPPAN Global Medical Healthcare」を設立したと発表した。新会社は、がん研究施設が集結するテキサス・メディカル・センターに位置し、現地の医療機関や製薬企業と連携しながら独自の3D細胞培養技術を使った研究開発を進める。





