エーザイ、抗がん剤タレトレクチニブの権利取得…欧州などで/ラクオリア、導出先がテゴプラザンを米国申請 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2026年1月13日)
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AnswersNews編集部

エーザイ、抗がん剤タレトレクチニブの権利取得…欧州などで
エーザイは1月13日、米ニュベーション・バイオと抗がん剤タレトレクチニブ(一般名)に関するライセンス契約を結んだと発表した。契約に基づきエーザイは、欧州や中東、アジアなどで同薬を独占的に開発・商業化する権利を取得。米国、中国、日本は対象地域に含まれない。エーザイは対価として契約一時金5000万ユーロ(約90億円)を支払うほか、最大1億4500万ユーロ(約261億円)の薬事・販売マイルストンと売り上げに応じたロイヤリティを支払う。タレトレクチニブはROS1阻害薬で、米国、中国、日本でROS1陽性非小細胞肺がん治療薬として承認されており、日本では日本化薬が「イブトロジー」の製品名で2025年11月から販売している。欧州では今年前半の承認申請を予定している。
ラクオリア テゴプラザン、導出先が米国申請
ラクオリア創薬は1月13日、自社創製の胃酸分泌抑制薬テゴプラザン(一般名)について、導出先が米国で申請を行ったと発表した。申請した適応は、びらん性胃食道逆流症(EE)、非びらん性胃食道逆流症(NERD)およびEE治癒後の維持療法。2027年1月の承認を見込む。ラクオリアはテゴプラザンの東アジア、北米、欧州の権利を韓国のHKイノエンにライセンスしており、HKイノエンは北米での権利をSebela Pharmaceuticalsの一部門である米Braintree Laboratoriesにサブライセンスしている。テゴプラザンはカリウムイオン競合型アシッドブロッカーと呼ばれる薬剤で、現在、世界19カ国で販売されている。
小野薬品「ビラフトビ」韓国で適応拡大承認
小野薬品工業は1月13日、BRAF阻害薬「ビラフトビカプセル」(一般名・エンコラフェニブ)について、「BRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」に対する抗EGFR抗体セツキシマブと化学療法との併用療法の追加が韓国で承認されたと発表した。承認は、化学療法と比較して奏効率と無増悪生存期間の改善を示した国際共同臨床第3相(P3)試験の結果に基づく。
メディセオ「東京ALC」が稼働
メディパルホールディングスは1月13日、子会社メディセオが東京都江東区で整備を進めてきた新たな物流拠点「東京ALC(エリア・ロジスティクス・センター)」が稼働を開始したと発表した。メディセオはこれまで都内の基幹拠点の1つとして「東京中央FLC(フロント・ロジスティクス・センター)」を運用してきたが、物流量の増加などに対応するため東京ALCを新設。東京中央FLCの全機能を移管するとともに、出荷規模とカバーエリアを拡張した。年間出荷額は稼働当初の予定として約1100億円を見込む。





