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TOPPAN、樹脂単一のPTP包装開発 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年12月12日)

更新日

AnswersNews編集部

樹脂製フタ材を使ったPTP包装のサンプル(TOPPANホールディングスのプレスリリースから)

 

TOPPAN、樹脂単一のPTP包装開発

TOPPANホールディングスは12月12日、素材を樹脂で単一化したPTP包装を開発すると発表した。旭化成から樹脂を使ったフタ材の特許技術を譲り受けた。今後、自社技術と組み合わせて2025年度中に開発を完了し、サンプル出荷を目指す。現在のPTP包装は、底材に樹脂、フタ材にアルミを使ったものが主流。素材が違うためリサイクルが難しかった。

 

オンコリスの腫瘍溶解ウイルス、厚労省が取り扱い条件緩和

オンコリスバイオファーマは12月12日、開発中の腫瘍溶解ウイルス「OBP-301」について、カルタヘナ第一種使用規程変更に関する承認書を厚生労働省から受領したと発表した。変更により取り扱い条件が緩和され、臨床現場での処置、保管、運搬方法、廃棄物処理などの負担が軽減されるほか、外来での治療も可能になる。同社はOBP-301を食道がんを対象に年内に申請し、2026年から販売することを計画している。

 

田辺ファーマ、ALS薬ラジカットの経口剤が韓国で承認

田辺ファーマは12月12日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬「ラジカット」(一般名・エダラボン)の経口懸濁剤が韓国で承認されたと発表した。韓国では点滴静注に限られていたが、今回の承認で経口剤が選べるようになる。

 

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