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科研、アタマジラミ症治療薬を26年度申請へ/シミックHDの中村会長CEOが死去 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年12月8日)

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AnswersNews編集部

 

科研、アタマジラミ症治療薬を26年度申請へ

科研製薬は12月8日、アタマジラミ症治療薬「KAR」(一般的・イベルメクチン)の臨床第3相(P3)試験で、主要評価項目を達成したと発表した。2026年度の申請を目指す。試験は既存治療で効果不十分な患者を対象に実施。主要評価項目は治療成功割合(治験薬塗布後3週間までに行った3回の評価で生きているアタマジラミが継続して認められない患者の割合)で、KARを塗布した群は基剤を塗布した群より有意に高かった。科研は、厚生労働省が行った開発企業の公募に応じ、開発を進めてきた。

 

シミックHDの中村会長CEOが死去

シミックホールディングス(HD)は12月8日、中村和男・代表取締役会長CEOが5日に死去したと発表した。78歳だった。葬儀は近親者のみで行い、後日、お別れの会を開く予定。中村氏は1969年に三共(現・第一三共)に入社し、新薬の研究開発に携わったあと、92年にCROのシミックを創業。2012年の持株会社化後も含めて長く同社トップを務めたほか、日本CRO協会の会長を務めるなど業界の発展に尽力した。

 

GHIT Fund、エムポックス検査薬開発に投資

グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)は12月8日、エムポックス検査薬のプロトタイプ開発に約7000万円を投資すると発表した。開発を行っているのは、ニプロ、東北大発ベンチャーのTBA、国立健康危機管理研究機構、米国の非営利団体PATH、コンゴ民主共和国国立生物医学研究所。プロジェクトでは、安価で簡便な遺伝子検査法であるIso-PAS法を使い、クレードを区別できる検査薬のプロトタイプを開発してその性能評価を行う。

 

Ubie、米治験テック企業と提携

Ubie(東京都中央区)は12月8日、DCT(分散型治験)プラットフォームを提供する米メダブルと戦略的パートナーシップ契約を結んだと発表した。両社の知見や技術を組み合わせて日本でDCTを推進するほか、ユビーの一般向けサービスを活用した治験への参加促進の最適化、治験プロセス全体のデジタル化による患者体験の向上などに共同で取り組む。

 

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