
リンクメッドが千葉市に建設した新工場(同社プレスリリースから)
リンクメッド、千葉に放射性医薬品の新工場
リンクメッド(千葉市)は11月18日、同市に建設していた放射性医薬品の新工場が完成したと発表した。同社は放射性同位体64Cuを使った放射性医薬品を開発しており、現在、再発・難治性悪性神経膠腫を対象とした「64Cu-ATSM(LM001)」の医師主導臨床第3相(P3)試験が進行中。新工場は、64Cuを使った放射性医薬品の量産に必要なサイクロトロンや製剤設備を備え、上市後にLM001を全国に供給できる十分な製造能力を有しているという。
MeijiSeikaファルマ、福島県立医科大などとシーズ探索
MeijiSeikaファルマは11月18日、福島県立医科大、福島医大トランスレーショナルリサーチ機構と共同研究実施に向けた包括的業務提携契約を結んだと発表した。同機構の独自技術で取得した天然ヒト抗体を含む「福島コレクション」を活用し、感染症、免疫・炎症、がんの3領域で創薬シーズを探索・創出する。今後、3者で共同研究の具体化を進める。
中外、レナリスファーマを買収後に吸収合併
中外製薬は11月18日、27日付で完全子会社化する予定のレナリスファーマを買収後に吸収合併すると発表した。経営資源を集約して一体的かつ効率的な事業運営体制を構築するとともに、今後の開発や申請を承認取得者となる中外が一貫して行うことで開発を円滑・迅速に進める。合併は29日に実施予定。





