1. Answers>
  2. AnswersNews>
  3. きょうのニュース>
  4. 「レケンビ」中国で維持投与承認/アステラス、デジタル&変革担当のポジション廃止 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年9月29日)
きょうのニュース

「レケンビ」中国で維持投与承認/アステラス、デジタル&変革担当のポジション廃止 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年9月29日)

更新日

AnswersNews編集部

 

「レケンビ」中国で4週1回の静注維持投与が承認

エーザイは9月29日、アルツハイマー病治療薬「レケンビ」(一般名・レカネマブ)について、中国で静注による4週1回の維持投与が承認されたと発表した。維持投与は隔週投与による18カ月間の初期治療後に行う。初期治療を終えた患者は、4週1回の維持投与に移行するか、隔週投与を継続するかを選択できる。静注製剤による維持投与は米国でも承認されており、ほかにも5つの国と地域で申請を行っている。

 

アステラス、デジタル&変革担当のポジション廃止…エシュケナジー氏退任で

アステラス製薬は9月29日、トップマネジメントでデジタル&変革担当を務めるニック・エシュケナジー氏が30日付で退任すると発表した。これに伴い、デジタル&変革担当のポジションは10月1日付で廃止。担当部門は経営戦略部門に統合する。エシュケナジー氏は2023年11月にチーフ・デジタル・オフィサーとして入社し、24年4月にデジタル&変革担当に就いた。

 

武田薬品、ナルコレプシー薬が先駆的医薬品指定

武田薬品工業は9月29日、ナルコレプシータイプ1の治療薬として開発中のoveporexton(開発コード・TAK-861)が先駆的医薬品の指定を受けたと発表した。指定により、承認審査での優先的取り扱いや再審査期間の延長といった優遇を受けられる。武田薬品は今月開かれた世界睡眠学会で国際共同臨床第3相(P3)試験の結果を発表しており、2025年度から世界各国で申請を行う方針。

 

武田薬品 デジタルで乾癬診療の課題解決、企業・団体からアイデア募集

武田薬品工業は9月29日、乾癬患者・家族のQOL向上や乾癬診療の課題解決をデジタル技術で支援するアイデアを企業・団体から募集する「乾癬デジタルヘルスチャレンジ」を開始すると発表した。テーマは▽診療におけるコミュニケーションの促進▽重症度に応じた治療選択における医療機関連携とスクリーニング検査の負担解消▽患者の治療継続と日常生活の支援▽早期受診と早期診断▽疾患理解の不足からくる偏見と患者の社会的・心理的孤立の解消――で、応募締め切りは11月18日。参加する企業・団体には、武田薬品との共同価値検証、同社とのメンタリング機会、同社経営陣への提案機会などを提供する。

 

扶桑薬品、大塚倉庫に物流業務委託

扶桑薬品工業は9月29日、大塚倉庫に物流業務を委託すると発表した。9月から北海道拠点で運用を始め、順次拡大する。今年4月施行の物流総合効率化法などへの対応が求められる中、委託を通じてサプライチェーンの全体最適化を図り、安定供給体制を確保する。

 

アルフレッサHD、広島大病院とマダニ媒介感染症の共同研究

アルフレッサ ホールディングス(HD)は9月29日、同社と子会社のティーエスアルフレッサ、アルフレッサファーマが、広島大病院の研究グループとマダニ媒介感染症の対策強化に向けた共同研究に関する協議を始めたと発表した。同病院感染症科の野村俊仁医師らはマダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の診断と治療の研究を進めている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

あわせて読みたい

メールでニュースを受け取る

  • 新着記事が届く
  • 業界ニュースがコンパクトにわかる

オススメの記事

人気記事

メールでニュースを受け取る

メールでニュースを受け取る

  • 新着記事が届く
  • 業界ニュースがコンパクトにわかる