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小野薬品、欧州で腱滑膜巨細胞腫治療薬が承認 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年9月18日)

更新日

AnswersNews編集部

 

小野薬品、欧州で腱滑膜巨細胞腫治療薬が承認

小野薬品工業は9月18日、欧州で腱滑膜巨細胞腫(TGCT)治療薬「ROMVIMZA」(一般名・vimseltinib)の承認を取得したと発表した。同薬は米子会社デシフェラ・ファーマシューティカルズが開発したキナーゼ阻害薬。欧州でTGCT治療薬が承認されるのは初めて。手術が適応とならず、抗CSF1/CSF1R療法の治療歴がないTGCT患者を対象に行った臨床第3相(P3)試験では、投与25週時点でプラセボ群と比較して可動域、患者報告による身体機能と疼痛を統計学的に有意に改善した。

 

Link Therapeutics、カネカと抗体吸着カラムの共同研究

Link Therapeutics(京都市)は9月18日、開発中の抗体吸着カラム「LT-2201」の臨床研究と製品化に向け、カネカと共同研究契約を結んだと発表した。LT-2201は、潰瘍性大腸炎の病態に関与するとされる抗インテグリンαvβ6抗体を体外循環により吸着・除去する医療機器。契約に基づき、カネカはLinkに共同研究費を支払い、共同研究終了時にはLT-2201に関するライセンス契約締結に向けた独占交渉権を保有する。

 

イクスフォレストとアクセリードDDP、RNA構造標的創薬で共同研究

イクスフォレストセラピューティクス(京都市)とAxcelead Drug Discovery Partners(神奈川県藤沢市)は9月18日、RNA構造標的医薬品の創出を目的とした共同研究を始めると発表した。両社が連携してRNA構造標的創薬プラットフォームを強化し、研究効率と候補化合物の創出確率を高めることで、RNA構造を標的とする低分子医薬品の創出を目指す。イクスフォレストは共同研究で見出された低分子化合物を独占的に研究開発・販売する権利を持ち、Axcelead DDPは事業の進捗に応じた対価を受け取る。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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