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リリー、西神工場の供給体制強化/ヤンセン、ゲムシタビン膀胱内システムを申請 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年9月8日)

更新日

AnswersNews編集部

日本イーライリリーの西神工場(同社プレスリリースから)

 

リリー、西神工場の供給体制強化…日本独自の自動検査機器導入

日本イーライリリーは9月8日、70億円を投じて2022年から進めていた西神工場(神戸市)の供給体制強化が完了したと発表した。新棟を建設して新たな包装ラインを導入し、7月に稼働を開始。1分間に数百本のオートインジェクターを検査できる自動デバイス選別機を日本独自に開発・導入したほか、品質試験ラボラトリーを刷新して新たな分析機器などを導入した。

 

ヤンセン、ゲムシタビンの膀胱内局所送達システムを申請

ヤンセンファーマは9月8日、ゲムシタビンの膀胱内局所送達システム「TAR-200」を申請したと発表した。適応は、BCG不応性の上皮内がんを有する高リスク筋層非浸潤性膀胱がん。申請の根拠となった国際共同臨床第2b相(P2b)試験では82.4%の完全奏効率を示し、奏効期間の中央値は25.8カ月だった。TAR-200は、膀胱にゲムシタビンを持続的に局所送達するよう設計された膀胱内システム。外来でカテーテルを使って膀胱に挿入できる。

 

武田薬品「ボンベンディ」米国で適応拡大承認

武田薬品工業は9月8日、フォン・ヴィレブランド病(VWD)治療薬「ボンベンディ」(一般名・ボニコグ アルファ)の適応拡大が米国で承認されたと発表した。承認により、1型と2型を含むVWDの成人に対する定期補充療法、小児に対する出血時の止血治療と周術期の止血管理が追加。すべての病型で、成人に対する定期補充療法、小児に対する出血時の止血治療と周術期の止血管理に使用できるようになった。これまでは、成人に対する出血時の止血治療と周術期の止血管理、出血時の止血治療を受けている重度3型VWDの成人に対する定期補充療法が対象だった。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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