
フェリング・ファーマ、膀胱がん向け遺伝子治療薬を申請
フェリング・ファーマは9月5日、膀胱がん向けの遺伝子治療薬ナドファラゲン フィラデノベク(一般名)を申請したと発表した。申請は8月27日付。BCG 治療が奏効しない筋層非浸潤性膀胱がんが対象となる。同薬はインターフェロンアルファ2b遺伝子を含むアデノウイルスベクターで、3カ月に1回、カテーテルで膀胱内に投与。インターフェロンアルファ2bタンパク質を局所的に高濃度に発現させることで治療効果を発揮する。上皮内がんを伴う20人の高リスク患者を対象に行った国内臨床第3相(P3)試験では、初回投与から3か月後に完全奏効率75%を達成した。米国ではすでに発売されている。
科研「クレナフィン」ドイツで承認、欧州2カ国目
科研製薬は9月5日、爪白癬治療薬「Jublia」(一般名・エフィナコナゾール、日本製品名・クレナフィン)について、導出先のスペイン・アルミラルがドイツで承認を取得したと発表した。科研は2021年に欧州での開発・販売権をアルミラルに供与。欧州での承認は、今年3月のイタリアに続いて2カ国目となる。




 
				


 
								 
								
 
											 
											 
											 
											 
											



