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								武田薬品、AI需要予測の運用開始…国内製造・供給部門で/久光、マイクロニードル製剤のP3試験開始|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年8月4日)
更新日
AnswersNews編集部

武田薬品、AI需要予測の運用開始…国内製造・供給部門で
武田薬品工業は8月4日、国内の製造・供給部門でAIによる需要予測に基づく生産計画の運用を始めたと発表した。AIを導入することで膨大なデータの非線形な傾向や複雑な相関関係も捉えられるようになり、より高精度かつ網羅的な予測を行うことが可能になる。従来は過去実績に基づく統計と担当者の知見を組み合わせて予測していた。当面は、AIが学習可能な過去データが十分あり、出荷頻度も高い製品を対象とする。今後、データの蓄積が進めば対象を広げる。高精度な予測に基づき在庫を最適化することで安定供給を強化するとともに、有効期限切れによる廃棄の削減やキャッシュフローの改善なども期待する。
久光、マイクロニードル製剤のP3試験開始…承認なら医療用薬で世界初
久光製薬は8月4日、経皮吸収型鎮静剤「HP-6050」(一般名・デクスメデトミジン塩酸塩)の国内臨床第3相(P3)試験を始めたと発表した。器質的疾患に伴うせん妄、精神運動興奮状態、易怒性を呈している患者を対象に、プラセボとの比較で有効性と安全性を検証する。HP-6050は、久光のマイクロニードル技術を用いた製剤。マイクロニードルディスクに投与用のアプリケーターを組み合わせ、皮膚に適用することで薬剤を体内に投与する。試験結果は2027年度に判明する予定。承認されれば、医療用医薬品として世界初のマイクロニードル製剤になるという。




 
				


 
					 
					 
								 
								
 
											 
											 
											 
											 
											



