
製薬業界の転職市場のトレンドを、業界専門の転職支援サービス「Answers」「MRBiZ」(運営元:株式会社クイック)の専任コンサルタントが毎月レポートします。
求人件数は前月から減少
2023年6月の製薬業界の求人件数は、全体的に前月から減少しました。

職種別に見ると、前月から増加したのは「MR」(前月比16%増)や「基礎研究」(6%増)、「薬理研究」(5%増)など。一方、減少となったのは「MA・MSL」(15%減)や「管理薬剤師」(13%減)、「学術・DI」(12%減)、「薬事」(10%減)などでした。
[研究職]メーカー、ベンチャーともニーズは堅調
研究職の求人件数は堅調です。新入社員の配置が一段落した大手メーカーで中途採用のニーズが継続。早期退職などで人材の流動性が高まっているのを好機ととらえるベンチャーも積極的に募集を行っています。
[開発職]CRA、メーカーはアウトソースと内製化で二極化
開発職の求人件数はやや減少したものの、市場の傾向に大きな変化はありません。2%減となった「開発企画・PM」では、外資系大手製薬企業が社内異動に伴う新規の募集を行っています。メーカーの「CRA(モニター)」は、アウトソースを積極的に活用する企業と内製化を行う企業で二極化。一部の外資系メーカーが複数人枠の募集を行っている一方、CROでは未経験採用のニーズも堅調です。
[製造職]工場QAのニーズが堅調
前月比6%減の「品質管理/分析研究」は、関西の外資系企業を中心にスポットの募集が出ています。「品質保証/CMC薬事」は、大手新薬メーカーの工場勤務の採用ニーズが堅調で2%増。ほかにも、エンジニアリング関連職の募集も増えています。
[MR/MA・MSL]MR、3カ月連続で求人増加
MRの求人件数は前月比で16%の大幅増。4月から3カ月連続での増加となりました。前月からの大型募集が継続しているほか、社内異動や定年退職などを背景に各社が欠員募集を行っているためで、来月にかけてもスポットの求人が出てくると予想されます。CSOでも前月と比べてプロジェクト数が増えています。
MA・MSLは前月比15%減となりました。未経験から応募できる求人の採用ニーズが一服したためで、経験者対象の募集は引き続き行われています。
※ ※ ※
早期退職に伴って市場の流動性が高まるなか、中途採用を強化している企業もあり、キャリアチェンジに挑戦しやすい状況になっています。Answers転職サポートでは、求人情報から転職市場の最新動向まで、幅広く情報を提供しています。転職を考えている方はもちろん、まずは情報収集からという方も、お気軽にお問い合わせください。
(コンサルタント 永田雅実)
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